提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (73 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
※下記のように推定した根拠
平成15年調査http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/12/s1222-4d34.htmlでは特養での看取り率は37.2%であったが、看取り率の高い施設は医療的
バックアップがしっかりしていることが報告されている。平成28年介護サービ
ス施設・事業所調査結果では、特養の看取り率は67.5%となってい
るが、26.8%(約13万人)は医療機関で死亡しており、改善の余地があると思われる。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/service16/dl/kekka-gaiyou_05.pdf
そして、介護給付費等実態統計によると2022年12月審査分の介護福祉施設サービスでの看取り介護加算(Ⅱ)の算定は死亡日で1200回なので、月
間1,200人、年間14,400人が看取られていることになる。これが、看取り加算の算定ができるようにすることで、15%看取り数が増えると仮定し
た。
見直し前の症例数(人)
14,400
見直し後の症例数(人)
16,560(15%増加と仮定)
見直し前の回数(回)
14,400
見直し後の回数(回)
16,560(15%増加と仮定)
年間対象者数の
変化
年間実施回数の
変化等
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
すでに在宅では行われていることであり、技術としては確立している
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 現在の施設基準に準ずる
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 現在の施設基準に準ずる
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 特になし
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
既存の技術であり安全性に問題なし
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
在宅に代わる住み慣れた施設での看取りは倫理的にも推奨される。また不要な入院が減るという意味では社会的にも妥当といえる。
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
3,000
3,000
現在と同様の点数
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
区分をリストから選択
番号
技術名
該当なし
該当なし
具体的な内容
該当なし
減(-)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
6,741,360
その根拠
C001 注7から計算すると16,560人X3000点=496,800,000円の増額になる。施設死15%増すなわち2,160人分の入院医療費の節減効果は、
318,000円X2160人=686,880,000なので、差し引き190,080,000円の節約になる。介護老人福祉施設で死亡した場合の医療費は1ヶ月平均56790円な
ので、56,790X2160人=122,666,400を差し引いても6,741,360円の節約になる。
備考
特になし
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
なし(別紙、添付文書ともに不要)
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特になし
471