提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (183 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
1)収載されている
米国では、65歳以上のメディケア、低所得者のメディケイド、それ以外の民間保険に分かれており、多くの場合、
“Medicareメディケア”のルールを参考に保険適用が決められている。米国では、前庭リハに対して保険が適用されないこ
とはまずないため、国民が前庭リハを保険で受けることができる。
オランダ、ドイツでは、前庭リハビリテーションは理学療法として保険適応がある。
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
d. 届出はしていない
⑭その他
特になし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特になし
⑯参考文献1
⑯参考文献2
⑯参考文献3
⑯参考文献4
⑯参考文献5
1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。
1)名称
Evaluation of booklet-based self-management of
symptoms in Meniere disease: a randomized controlled trial.
2)著者
Yardley L, Kirby S
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Psychosom Med、2006年、68号、762-769頁
4)概要
間歇期のメニエール病患者 120 例に対して冊子を用いたホームエクササイズを 3 か月実施し、無治療の対照群 120 例と
比べてめまい症状の評価である DHI、VSS が改善したと報告した。
1)名称
Clinical and cost effectiveness of booklet based vestibular rehabilitation for chronic dizziness in primary
care: single blind, parallel group, pragmatic, randomised controlled trial
2)著者
Yardley L, Barker F, Muller I, Turner D, Kirby S, Mullee M, Morris A, Little P
3)雑誌名、年、月、号、ページ
BMJ、2012年、344号、e2237頁
4)概要
慢性期の末梢前庭障害患者を通常の治療群 112 例、冊子を用いたホームエクササイズ群 113 例、冊子を用いたホームエク
ササイズに電話でのサポートを加えた群112 例に分けて 3 か月の介入と 1 年間のフォローアップを行った 。その結果、1
年後には介入を行った 2 群ともにめまい症状が有意に改善した。
1)名称
平衡訓練/前庭リハビリテーションの基準―2021 年改訂―
2)著者
平衡訓練の基準の改訂ワーキンググループ, 担当理事: 北原 糺, 肥塚 泉, 堀井 新, 委員長: 伏木宏彰, 委員: 山中敏彰,
五島史行, 佐藤 豪
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Equilibrium Res、2021年、80号、591-599頁
4)概要
前庭リハビリテーションは、「前庭代償の促進」、「適応の誘導」、「感覚代行の誘導」、「慣れの誘導」の 4 つのメカ
ニズムによって、前庭障害における中枢神経系の代償を促進させる運動を主体とした介入である。慢性期の一側末梢前庭障
害に対する治療に関して、投薬による改善は限定的であるため、慢性期の一側末梢前庭障害に対する前庭リハビリテーショ
ンは主要な治療法として期待は高い。
1)名称
慢性期めまいの外来リハビリテーションとその治療効果
2)著者
五島史之, 堤 知子, 新井基洋, 小川 郁
3)雑誌名、年、月、号、ページ
耳鼻咽喉科臨床、2011年、104号、681-687頁
4)概要
慢性期の一側末梢前庭障害患者 14 例に対して、めまいの病態やリハビリテーションの意義、訓練方法を指導し 4 か月の
ホームエクササイズを実施した。リハビリテーションを実施していない期間の症例と比較した結果、ホームエクササイズを
実施した群のみ 4 か月後の DHIが有意に改善したと報告した。
1)名称
慢性めまい患者に対する外来前庭リハビリテーションの治療効果
2)著者
五島史之, 新井基洋, 小川 郁
3)雑誌名、年、月、号、ページ
日本耳鼻咽喉科学会会報、2013年、116号、1016-1023頁
4)概要
慢性期の一側および両側末梢前庭障害患者 16 例を対象に 3 か月のホームエクササイズの前向き介入研究を実施し、DHI
や重心動揺検査の改善を認めた。
※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。
581