提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (64 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
循環器内科・心臓血管外科・麻酔科・救急診療科等出身の在宅医はカテコールアミンの投与に
はある程度慣れている。すべての在宅医が行うものではない。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
機能強化型在宅療養支援診療所または在宅療養支援病院
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
循環器内科・心臓血管外科・麻酔科・救急診療科専門医または在宅医療連合学会の専門医等がいることが望ましい
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)
なし
⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
上記専門医の指導下に精密持続注入装置を用いて行い、医師・訪問看護師等が患者の状態や作動状況をチェックすれば安全
と思われる。あくまでも入院中に導入されて安全性が担保された患者を対象としている。
⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
心不全終末期を自宅で過ごすことを望む患者家族にとって望ましい。癌緩和ケアにおいても精密持続注入装置で疼痛コント
ロールしないと自宅で過ごせない患者は一定数存在する。非がん患者の緩和ケアも今後さらに増加する。末期心不全患者も
自宅で過ごす権利はある。
C
妥当と思われる診療報酬の区分
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
点数(1点10円)
指導管理料1,500点と精密持続注入器加算2,000点
その根拠
C108 在宅悪性腫瘍等患者指導管理料1,500点と同程度
区分
その他(右欄に記載する。)
入院基本料
番号
A100
技術名
急性期一般入院料
具体的な内容
対象となった入院でのカテコールアミン使用患者の入院医療費が在宅移行により減額となる可能性高い
減(-)
プラスマイナス
予想影響額
機器をレンタルするとしての費用
予想影響額(円)
5億円程度
その根拠
在宅での医療費は、今回提案する在宅心不全患者指導管理料を除くと、在宅時医学総合管理料(機能強化型在宅療養支援診
療所等)、薬剤費、訪問診療料等で1か月で15,000点程度であることから、ここに今回提案する在宅心不全患者指導管理料
と機器加算を加えると1ヶ月で約18,500点となる。一般的な心不全患者(心不全、手術なし)の入院医療費は約80,000点(国
立国際医療研究センター病院での入院した際の医療費の概算例より引用)。ステージDの患者の予後はかなり不良であるこ
とを加味して、前述の800名が在宅医療で仮に4か月過ごすことと4か月入院することを比較すると、入院から在宅医療の4カ
月分の総推計点数の差異は、62,500点となる。従って、62万5千円×800で約5億円程度の減額の可能性があると考えられ
る。
備考
特になし
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
ドブタミン
(主なものを記載する)
ドーパミン
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
2)調べたが収載を確認できない
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
精密持続注入器
必要に応じてフロセミド、塩酸モルヒネなど
1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。
特になし
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
d. 届出はしていない
⑭その他
特になし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
なし
462