提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (52 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
235103
栄養サポートカンファレンス料
一般社団法人日本在宅医療連合学会
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
01内科
37歯科・歯科口腔外科
関連する診療科(2つまで)
リストから選択
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
特になし
提案当時の医療技術名
場合、右欄も記
載する
無
リストから選択
無
追加のエビデンスの有無
提案される医療技術の概要
(200字以内)
在宅療養中の患者に対する診療等を行う医療関係職種等が一堂に会す等、適切な栄養管理の情報共有と方針を定め、栄養状
態の悪化を予防、維持を目的としたカンファレンスを在宅にて行う。
文字数: 86
対象疾患名
保険収載が必要な理由
(300字以内)
①栄養管理計画の策定に係る栄養スクリーニングの結果、血中アルブミン値が3.0g/dL以下であって、栄養障害を有すると
判定された患者
②栄養管理計画の策定を多職種共同で対応し、栄養治療により改善が見込めると判断した患者
③経口摂取又は経腸栄養への移行を目的として、現に静脈栄養法を実施している患者
④経口摂取への移行を目的として、現に経腸栄養法を実施している患者
⑤看取り期と医師が判断した患者
(A233-2栄養サポートチーム加算の算定する該当者を参照した)
入院患者においては、栄養サポートチームによる栄養管理により、栄養補助療法と専門職による介入効果が認められてい
る。在宅医療においては、平成27年の中央社会保険医療協議会の「在宅患者の状況等に関するデータ」の報告によると、在
宅医療を受ける対象患者の364名中29%は医療区分2、16%は医療区分3と医療処置が高い患者は多い。訪問栄養食事指導に
訪問した101名中、中心静脈栄養管理は26.7%、褥瘡による管理は24.8%、嚥下食対応が42.6%という報告がある。このように
在宅医療においても入院患者と同様、医療処置を有する患者が多く栄養サポートのニーズは高い。
文字数: 277
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等
以下の要件を満たす患者(A233-2栄養サポートチーム加算の算定する該当者を参照した)
①栄養管理計画の策定に係る栄養スクリーニングの結果、血中アルブミン値が3.0g/dL以下であって、栄養障害を有すると
判定された患者
②栄養管理計画の策定を多職種共同で対応し、栄養治療により改善が見込めると判断した患者
③経口摂取又は経腸栄養への移行を目的として、現に静脈栄養法を実施している患者
④経口摂取への移行を目的として、現に経腸栄養法を実施している患者
⑤看取り期と医師が判断した患者
②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)
主治医が低栄養状態にある患者や栄養管理をしなければ栄養障害の状態になることが見込まれる患者に対し、患者の生活の
質の向上、原疾患の治療促進及び感染症等の合併症予防等を目的として、栄養管理に係る専門的知識を有した多職種からな
るチームが、適切な栄養管理の情報共有と方針を定め、栄養状態の悪化を予防、維持を目的としたカンファレンスを在宅に
て行う。カンファレンスに基づき、議事録とその後の栄養治療に関する計画(栄養ケア計画書とは別)を作成、それぞれの
職種が連携を図り指導を行った場合に、退院した月は2回まで、その他の月は月1回に限り算定する。栄養治療に関する計画
は、その写しを患者等に交付するとともに診療録等に添付、多職種に情報共有を行う。
当該カンファレンスは、管理栄養士と1者以上(主治医、歯科医師、訪問看護師、言語聴覚士や理学療法士)が患家に赴き
カンファレンスを行う場合には、その他の関係者はビデオ通話が可能な機器を用いて参加することができる。
患家で集まる必須職種は、主治医、歯科医師、訪問看護師、言語聴覚士や理学療法士のうち1名。
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