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提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑭参考文献1

1)名称

ESPEN guideline on clinical nutrition in the intensive care unit

2)著者

Pierre Singer, Annika Reintam Blaser, Mette M. Berger. et al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Clin Nutr. 2019 Feb;38(1):48-79.

4)概要

本ガイドラインP58.では、提言15で、「人工呼吸器装着の重症症例では、消費熱量は間接熱量計を用いて決定すべきである」とし、その根拠とし
て、間接熱量計を用いた研究のみに焦点を当てたメタ分析では、カロリー設定の目標に間接熱量計を用いた場合、短期死亡率が改善する傾向(RR
1.28, CI 0.98, 1.67, p 1⁄4 0.07) が見られたとしている。

1)名称

Resting energy expenditure, calorie and protein consumption in critically ill patients: a retrospective cohort study

2)著者

Oren Zusman, Miriam Theilla , Jonathan Cohen ,et al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Crit Care. 2016 Nov 10;20(1):367.

4)概要

ICU患者の大規模コホート研究。ICUに入室して間接熱量測定(IC)した1171名に関し、得られた安静時エネルギー消費量で投与カロリーを割った
割合(%AdCal/FREE)およびタンパク質摂取量との関連について検討した。結果として、低栄養と過栄養の両方が重症患者にとって有害であるこ
とを示唆しており、Adcal/FREEが70 %を達成することが生存に有利であることを示していると報告している。したがって、カロリー目標を設定す
る最適な方法は、理想的には間接カロリメトリーを用いて実施されるべきとしている。

1)名称

The tight calorie control study (TICACOS): a prospective, randomized, controlled pilot study of nutritional support in critically
ill patients

2)著者

Pierre Singer , Ronit Anbar, Jonathan Cohen, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Intensive Care Med. 2011 Apr;37(4):601-9.

4)概要

ICUで実施された、間接熱量測定を反復して実施し手行う栄養療法が重症患者の転機を改善するかを検討した、前向き医無作為化単施設パイロッ
ト臨床研究。対象はICUに3日以上滞在すると予想される機械的人工呼吸患者(n = 130)で、患(1)間接熱量測定の繰り返しによりエネルギー目標
を決定する経腸栄養(EN)投与群(n = 56)、(2)25 kcal/kg/日により決定する経腸栄養(EN)投与群(対照群、n = 56)に無作為に割り付けら
れた。主要アウトカムは病院での死亡率で、介入群では、病院死亡率が改善する傾向が見られた(21/65人、32.3% vs 31/65人、47.7%、p
=0.058)。

1)名称

重症症例における簡易推算式での 投与エネルギー設定の妥当性; 挿管症例の間接熱量値を用いての検討

2)著者

海塚安郎、玉崎庸介

3)雑誌名、年、月、号、ページ

第50回日本集中医学会学術集会抄録集、2023.

4)概要

PDF添付(抄録、及び発表スライド)
急性呼吸不全により5日以上挿管管理を実施した連続89症例に対し,抜管もしくは,10日目まで連続してTEEを測定した.その結果から、TEEと体重、
EEと体重及びBMIの関係を調べた.患者背景:Age;78(70-83)y,BW;52.8(44.6-63)kg,BMI;21.3(18.5-24.0)を欧米に比べ高齢・痩身であった。, 結果
は、体重から消費熱量を予測する回帰式を作成するとeEE=29.9-0.13×BWとなり、低体重症例ほど体重あたりの消費熱量が高くなることがわ分
かった。BMIに関しても同様に、eEE=33.0-0.48×BMIとなり、痩身症例ほど単位体重あたりの消費エネルギーが髙値であった

1)名称

なし

2)著者

なし

3)雑誌名、年、月、号、ページ

なし

4)概要

なし

⑭参考文献2

⑭参考文献3

p605

⑭参考文献4

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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