提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (164 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
239104
感覚プロファイル(SP)
日本児童青年精神医学会
【技術の概要】
【保険収載が必要な理由】
DSM-5 精神疾患の分類と手引きの中で自閉スペ
クトラム症の診断基準に新たに感覚異常の項目が
入れ込まれたことに対応し、感覚異常(著しい過
剰反応と低反応)の評価を行うための、国際標準
の客観的把握のツールである。広汎性発達障害
(自閉スペクトラム症)の感覚以上を評価し、処
遇困難となる強度行動障害のリスクを早期に把握。
・自閉スペクトラム症(広汎性発達障害)の感
覚異常は不適応行動や、不安障害等の精神疾患
の併存など、長期的な適応状況に大きな影響を
与える。
・感覚異常は、個人の生来の感覚であるために、
把握が遅れることが多く、早期の把握が困難。
・感覚プロファイルは、感覚異常を客観的に評
価し、学習、日常生活における困難点をより明
確にし、支援方法が具体的に示される。
・特に、強度行動障害に関連した感覚過敏性の
評価を簡便に行うことができ、状態像の悪化を
効果的に予防する可能性がある。
【対象疾患】
ICD-10 F84 広汎性発達障害(DSM-5 299.00
自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害)の
患者、またはその疑いのある患者
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
・感覚異常を客観的に評価し、学習、日常生活における困難点をより明確にする
・早期診断・評価により、幼児期からの適切な指導や支援、教育支援、合理的配慮の提供
・地域で連携のある支援 (医療・保健、福祉、教育、就労の 縦横連携)の提供
・不適応状態(不登校、引きこもりなど)、青年期・成人期の精神症状等を減少できる可能性。
・強度行動障害に関連した感覚過敏性の評価を簡便に行うことができ、状態像の悪化を効果的に予防。
感覚プロファイル(SP)は、標準化された感覚異常の評価検査であり、検査30分・評価30分超を要す
D-285 認知機能検査その他の心理検査 2操作が複雑なもの:280点 に相当
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