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令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (10 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm
出典情報 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》
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博物館収蔵品デジタル・アーカイブ推進事業

令和6年度補正予算額(案) 1億円

施策の目的

近年、各地で地震や風水害が発生し、博物館が収蔵する唯一無二の文化財が被災することが増えている。万が一の被災に備えて、収蔵資料の情報をデ
ジタル化する必要(デジタルバックアップ)があるが、現在、法律上の博物館(登録博物館・指定施設)でデジタル・アーカイブを有している館は約3割しかな
く(R3年度社会教育調査)、この推進が喫緊の課題となっている。また、デジタル・アーカイブによって博物館で収蔵する地域の文化資源や文化財等に誰も
がアクセスできる状態にすることは、ユニバーサルやバリアフリーの観点だけでなく、地域の活性化や地方創生にも資するものであり、高齢化や過疎化の急速な進
展といった社会課題に対応するものである。

事業内容
未だ資料のデジタル化が行われていない博物館に対し、収蔵資料のデジタル化による基盤的情報としてのデジタル・アーカイブを推進することで、災害等に備
えたデジタルバックアップの形成を図る。また、デジタル・アーカイブを文化遺産オンラインやジャパンサーチ等の国のプラットフォームに接続することで、我が国の情報
基盤の充実化と横断型検索による利活用の向上を実現し、国民の学習活動や創造活動の促進に資する。
補助対象:博物館(登録博物館又は指定博物館)
補助率 :定額補助
補助率 :定額補助

文化庁

博物館資料のデジタル・アーカイブ

資料情報のデジタル化と蓄積
=デジタル・アーカイブ(DA)
→災害に備えたデジタルバックアップの形成
オンラインでの公開による
利活用促進
デジタル・アーカイブの利活用による
学習活動や創造的活動の促進

未着手の博物館へ支援

文化遺産オンラインや
ジャパンサーチに接続
アウトプット(活動目標)

短期アウトカム(成果目標)

長期アウトカム(成果目標)

デジタル・アーカイブに着手した博物館
350館の増加(登録・指定施設のうち
50%以上の博物館がDAを保有)

唯一無二の文化財が被災した際のデジタルバック
アップが形成される。博物館資料へのアクセス性が飛
躍的に向上し、国民の学習活動や創造活動への利
活用が進む

博物館資料が我が国の重要な文化資源と
して、価値を社会と共有することで次世代に
継承するとともに、国民の学習・創造的活
動の促進による地域や産業の活性化
(担当:文化庁企画調整課)

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