令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (56 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm |
出典情報 | 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》 |
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~ 私立大学等の教育研究環境高度化等による地方創生・国際競争力の強化 ~
令和6年度補正予算額(案)
16億円
事業目的
私立大学等の多様で特色ある成長分野(AI、バイオ、マテリアル、半導体、Beyond5G(6G)、健
康・医療等)等の教育研究環境を一層高度化・強化することにより、国際競争力を向上させ研究開発
成果の社会実装を加速
地域社会における成長分野人材の輩出、産学官連携や地方イノベーションの誘発等の私立大学等に
よる地方の潜在能力を最大限に引き出す取組みを進め、地方創生に貢献
経済財政運営と改革の基本方針2024[R6.6.21閣議決定]
第2章 社会課題への対応を通じた持続的な経済成長の実現
~賃上げの定着と戦略的な投資による所得と生産性の向上~
3.投資の拡大及び革新技術の社会実装による社会課題への対応
(4)科学技術の振興・イノベーションの促進
我が国の経済成長原動力たる科学技術・イノベーション力を強化し、熾烈な
国際競争を勝ち抜くため、官民が連携して大胆な投資を行うとともに、標準の
戦略的活用を図るなど、研究開発成果の社会実装を加速する。
学校教育の基盤的なツールであるICT環境を整備し各私立学校の特色を活かした教育DXを推進
事業内容
● 成長分野(AI、バイオ、マテリアル、半導体、Beyond5G(6G)、健康・医療等)等の研究環境の高度化
研究開発の基盤となる装置※・設備等の整備を支援するとともに、産学官連携(共創拠点化)を促すことに
より、我が国の科学技術・イノベーション力を強化
※ 学生等がデジタル技術を活用した高度な教育を享受するために必要なシステムを含む
AI
埼玉工業大学(自動運転)
半導体
関西大学(半導体分野の人材育成)
【装置の例】
【研究事例】
健康・医療
慶應義塾大学(Bio2Q)
・ 「深谷自動運転実装コンンソーシアム」を形成(産学 ・ 日本初グリーンエレクトロニクス工学科開設[R8.4] ・ 私立大学初のWPI拠点
・ 人工知能と量子計算技術をヒト生物学の理
官連携)し、交通弱者解消のため地域公共交 ・ 半導体デバイス製造プロセスについて一定の知識や
解深化に応用
通への自動運転技術導入を推進
スキルを習得した即戦力人材を輩出
・ 人体の未知の領域を明らかにし、 現在治療
・ 工学部情報システム学科に「自動運転専攻」を ・ 関西初の産学連携による半導体研究ハブの実現
困難な疾患の新しい治療法・予防法を開発
新設[R7.4]
を計画
・ 健康長寿社会の実現に貢献
・ 自動運転 「レベル4」 の実証を計画[R7以降]
高分解能走査電子顕微鏡
・ 物質構造を微小領域(ナノレベル)で観察可能
・ 学生が授業で活用、高度な分析技術を習得
【設備の例】
DNAシーケンサー
・ DNAの塩基配列を解明
・ 遺伝病や感染症の診断・
治療法の開発等に大きく寄与
● 教育DXの推進
校内LANの整備(通信環境の改善 など)
補助率 大学等1/2以内(研究設備のみ2/3以内)・ 高校等1/3以内等
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(担当:高等教育局私学部私学助成課)