令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (40 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm |
出典情報 | 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》 |
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情報流通サービスの基盤整備
令和6年度補正予算額(案)
4億円
現状・課題
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営する、国内学会誌論文公開のプラットフォーム「J-STAGE」や、研究人材キャリア支援ポータルサイト「JRECIN Portal」等の情報流通サービスは、我が国の科学技術・イノベーションを支える重要な情報基盤であり、研究成果の発表・活用等が安定的に行われる環境を維持
すると共に、令和7年度からの即時オープンアクセス(OA)義務化において研究者への負担低減を図る機能強化等の環境整備が急務。
事業内容
JSTが運営する情報流通サービス(J-GLOBAL、researchmap、JREC-IN Portal等)において、耐用年数を過ぎたサーバの更新等のサービス提供環境の維持、
即時オープンアクセス(OA)義務化や研究者負担低減のための各情報サービスの機能強化等により、サービス利用者が継続的に安心して便利に利用できる環境を
整備し、情報基盤の強化による我が国の研究開発成果の最大化、研究人材の活躍及び流動の促進に貢献する。
【科学技術情報連携・流通促進事業】
• 次期J-GLOBALシステムの開発におけるサーバ更新(J-GLOBAL)
2億円
• 学術論文等の即時オープンアクセスの加速化(researchmap、JaLC、Jxiv、J-STAGE)
2億円
【研究人材キャリア情報活用支援事業】
• AIを用いた求人情報入力支援機能の導入(JREC-IN Portal)
【事業スキーム】
設備整備費補助金
国
科学技術振興機構
0.2億円
【主なJST情報流通サービス】
国内資料、国外資料から収集した書誌情報(論文の基本情報)等を
整備・公開。特許情報などの外部データベースとも連携。
国内研究者情報を一元的に管理・公開するデータベース。
大学等研究機関では業績管理等のマスターデータとしても活用。
※約6,570万件の書誌情報を公表(令和6年9月時点)
※登録する研究者 37万人(令和6年9月時点)
論文や研究データなどに国際的な識別子を登録するための国内唯一の
システム。
令和4年3月24日に提供を開始した査読前論文(プレプリント)をオ
ープンアクセスで公開する、日本語論文を掲載できる日本で初めての本
格的なプレプリントサーバ。
※識別子登録件数1300万件以上(令和6年9月時点)
※累積ダウンロード件数:15万件以上(令和6年9月時点)
国内外に向けて我が国の科学技術論文情報を迅速に発信する、
国内学会誌論文公開プラットフォーム。
研究人材のキャリア形成・能力開発を情報面から支援するポータルサイト。
研究人材の求人求職情報等を掲載。
※利用団体数 2,488機関、収録誌数 4,085誌 (令和6年9月時点)
※求人公募情報 約26,000件/年(令和5年度)
効果
JST情報流通サービスの安定稼働を確保すると共に、研究者への負担低減を図る機能強化等の環境整備を実施することで、
○ 我が国の論文、研究データ等の科学技術情報の効果的な活用と、国内外に向けて発信される環境を維持・強化し、研究開発成果の最大化に貢献。
○ 我が国の博士人材と求人機関を繋ぐプラットフォームを維持し、アカデミア、産業界等の様々な分野への博士人材のキャリアパスの拡大に貢献。
(担当:研究振興局参事官(情報担当)付、科学技術・学術政策局人材政策課)
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