令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (49 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm |
出典情報 | 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》 |
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現状・課題
• 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が保有する日本科学未来館では、「Miraikanビジョン2030」に基づき「人」の視点から未来を考える
入り口として、「Life」「Society」「Earth」「Frontier」の4つの領域を設定し、常設展示等のSTEAM教育機能強化を進めている。
• その中でも特に、宇宙等の「Frontier」分野については、今後も社会的関心が高まることが想定され、魅力ある科学コミュニケーション体験をさらに
強化する必要がある。
• 没入型(イマーシブ)の展示体験は、海外の科学館等でも導入が進む中、我が国の科学館においては未だ本格的な導入がなされていない。
• このため、我が国の科学コミュニケーションの中核的機関である日本科学未来館に新たにイマーシブ環境を構築し、特に「Frontier」領域における先駆
的な科学コミュニケーションを実施することで、STEAM教育機能強化と共に、我が国の科学コミュニケーションの活性化を図る。
事業内容
民間企業と共同で、高解像の映像と音響により没入感を体験者に提供する
“イマーシブルーム”を未来館に整備するとともに、関連コンテンツを制作する。
【事業スキーム】
国
設備整備費補助金
科学技術振興機構
日本科学未来館におけるイマーシブ環境の構築
LEDパネルにより映像面を構成(民間企業による整備)、立体音響等も併せて
実装し、音声ガイド等によりアクセシビリティにも配慮する。
来館者が、先端の科学技術や未踏の領域、地球規模課題や社会課題等を、“探
究者”として仮想体験することを可能とする、効果的な科学コミュニケーションの手法
を確立する。
日本科学未来館
イマーシブルーム(イメージ)
【期待される効果】
• 没入感の高いコンテンツを提供することで、より大きな学習効果が得られることが期待される。特に、宇宙などの未踏領域や、目で見ることのできない世
界をリアルに体感できるコンテンツを提供することで、「Frontier」領域の科学コミュニケーションにおいて高い効果の発揮が期待される。
• 科学技術のみならず、アートやデザイン、CGまで幅広く自由度の高いコンテンツにも対応可能とし、STEAM教育に資する科学コミュニケーションを推進
する。
(担当:科学技術・学術政策局人材政策課)
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