令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (72 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm |
出典情報 | 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》 |
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①多様な学びを保障する高等専修学校
現状・
課題
○高等専修学校について
・3年制 … 約55%(うちおよそ9割が大学入学資格付与校)
・1~2年制 … 約45%(大部分が准看護、理美容、調理)
②誰一人取り残さないための学校種
支援が必要な生徒
○卒業後は、就労42.1%、専門学校進学32.9%、大学進学
7.5%等
⇒後期中等教育における職業教育機関として、産業界との連携
促進が必要。
令和6年度補正予算額(案)
2億円
③成長分野を支える人材育成の強化
不登校経験の生徒
○ 「骨太の方針2024」において、成長分野への再編や先端
技術に対応した教育の高度化等を通じ、専門学校を含む
高等教育機関の機能強化を進めることは重要な課題と指摘。
25.5%
20.7%
高等専修学校
在籍生徒数 14,391人
高等専修学校
在籍生徒数 14,391人
⇒入学時に不登校の生徒のうち85%が改善または改善
傾向となる等、「学びのセーフティネット」として機能。
○専門学校として、特にIT人材その他理系人材の不足等に
対応していくため、学科の「理系転換」等の再編を推進。
⇒高等教育段階の理系転換の流れを踏まえ、高等学校のみ
ならず高等専修学校においてもデジタル等成長分野を支え
る人材育成の強化が必要。
事業内容
大学教育段階においてデジタル・理数分野への学部転換の取組が進む中、高等専修学校についても、
ICTを活用した理系教育プログラムを開発・実施する学校に対し、必要な環境整備の経費を支援する。
支援対象
高等課程を設置する(準)学校法人立の専修学校
補助上限
10,000千円/校(20校程度)
補助率
定額補助
経済財政運営と改革の基本方針2024(令和6年6月21日閣議決定)
第2章 社会課題への対応を通じた持続的な経済成長の実現
(4)科学技術の振興・イノベーションの促進
・DXハイスクール事業の継続的な実施等による初等中等教育段階におけ
る探究的・文理横断的・実践的な学びの推進や理数系教育の推進、情報
教育の強化・充実とともに、成長分野への学部再編等や半導体の先端技
術に対応した高専教育の高度化・国際化を始めとする大学・高専・専門学
校の機能強化を図る。
事業スキーム
国(文部科学省)
補助
○支援対象例
情報・数学等を重視したカリキュラムの開発・実施に必要な費用(ICT機器設備(ハイスペックPC、
VR機器等)、その他教育設備整備、専門人材派遣等業務委託費 等)
アウトプット(活動目標)
DX人材育成のための取組を支援。
⇒ 20校程度
同校におけるDX人材育成機能強化。
高等専修学校
⇒デジタル等成長分野や各分野のDX化を支える人材育成の強化
⇒成長分野の担い手増加
短期アウトカム(成果目標)
先行する取組を参考に、全国の高等専修学校
が自らの教育カリキュラムを改編・充実。
長期アウトカム(成果目標)
デジタル等成長分野で不足するDX人材の増。
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(担当:総合教育政策局生涯学習推進課)