よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (110 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm
出典情報 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

国立研究開発法人物質・材料研究機構施設の整備

(老朽化等対策)

令和6年度補正予算額(案)

22億円

現状・課題

国立研究開発法人物質・材料研究機構は、茨城県つくば地区への研究機能移転から約50年が経過するところ、研究施設の運用に必要不
可欠な重要施設の老朽化が進み、災害や故障等により研究活動中断や二次災害発生等の危機が発生する恐れが高まっており、老朽化対
策等を早急に実施する必要がある。

事業内容

設置から長い期間が経過し、修理の多発や部品の調達困難等により、故障による研究開発への影響が極めて大きく、防災・減災の観点から
も、二次災害発生抑制のための対策が特に必要な施設について早急に更新・改修を実施する。

<更新施設例>
◯千現地区 材料強度実験棟・先進構造材料研究棟 空調機更新工事

材料強度実験棟は設置後31年が経過し、コンプレッサー等の不具合が発生、先進構造材料研究棟はクリ
ープ試験のため24時間連続運転しており、耐用年数を待たずして同様の不具合が発生している。故障した
場合実験室内の温度上昇により災害発生の恐れがあり、研究プロジェクト遂行に支障が生じる恐れが考え
材料強度実験棟・先進構造材料研究棟 空調機
られるため、早急に更新が必要。

◯並木地区MANA棟実験室バンネ内配管改修工事

敷設後20年が経過し、実験用の上水・冷却水配管の経年劣化による漏水事故が多発。調査の結果、
64室の実験室で配管に腐食等が発生していることが判明。漏水事故による実験装置の故障等が発生した
場合、研究プロジェクト遂行に支障が生じる恐れがあり、早急に改修が必要。

効果例

MANA棟実験室バンネ内配管

・先進構造材料研究棟および材料強度実験棟でのクリープ試験研究中断のリスク
及び施設の複数故障による実験室内の温度上昇と災害発生リスクを回避
・材料の長期耐久性や変形挙動を詳細に評価し、それに基づく信頼性の高いデータ
を提供することで材料の信頼性と安全性を確保し、様々な産業分野(航空宇宙、
自動車、エネルギー等)の発展に貢献

【施策のスキーム】

施設整備費補助金



補助

国立研究開発法人
物質・材料研究機構

契約

民間企業等

(担当:研究振興局参事官(ナノテクノロジー・物質・材料担当)付)

110