令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (133 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm |
出典情報 | 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
現状・課題
・高等学校に在籍する日本語指導が必要な生徒は約5,600人(約10年間で約2.3
倍)と増加しており、今後更なる増加及び多様化が見込まれる。
・公立高等学校入学者選抜における外国人生徒を対象とした特別枠の設定や配慮(試
験教科の軽減、問題文の漢字へのルビ振り等)の取組の推進を求めている。また、日本語
指導の制度化(令和5年4月運用開始)を行った。
令和6年度補正予算額(案) 0.2億円
令和3年度
令和5年度
中学生の進学率
89.9%(99.2%)→ 90.3%( 99.0%)
高校生の進学率
51.8%(73.4%)→ 46.6%( 75.0%)
高校生の中退率
6.7%( 1.0%)→ 8.5%( 1.1%)
高校生の就職者における非正規就職率
39.0%( 3.3%)→ 38.6%( 3.1%)
進学も就職もしていない者の率 13.5%( 6.4%) → 11.8%( 6.5%)
・しかしながら、日本語指導が必要な高校生等の中途退学率は全高校生等よりも高い。
また、進学率は低く、進学も就職もしていない者の率は高い。
⇒ 進路選択における在留資格にも関わるため、外国人生徒等が自己肯定感を
高め、将来のキャリアや職業、生活などに夢や希望を持って学習を続けられるように、
高等学校等への進学、大学等への進学や就職等の進路選択を支援し、高等学
校等を卒業することが重要。
※日本語指導が必要な生徒(全生徒)
(文部科学省「日本語指導が必要な児童生徒の
受入状況等に関する調査(令和5年度)」より)
実態調査
事業内容
•高等学校等におけるキャ
リア教育やキャリア支援の
内容や支援体制等を調
査
高等学校等における外国人生徒に対するキャリア教育及びキャリア支援の実態を調査し、
日本語指導が必要な生徒数<高等学校>
支援方策等の具体的な検討や研究協力校等による実践を行う。
(文部科学省「日本語指導が必要な児童生徒の
•キャリア支援やキャリア教
受入状況等に関する調査(令和5年度)」より)
①キャリア教育及びキャリア支援についての実態調査
育の効果的な実施内容
高等学校等における外国人生徒へのキャリア教育や、教育委員会等が行う進路ガイダンスやロールモデルの提示等に
キャリア支援方策 や支援方策等の検討
ついて、内容や体制等の実態を調査する。
等の検討
②キャリア教育やキャリア支援を行うための支援方策の具体的な検討
実態調査をもとに、キャリア支援やキャリア教育について効果的な方策等の検討を行う。
③研究協力校等においてキャリア教育やキャリア支援の実践を行う。
•高等学校等と連携し、
研究協力校(高等学校等)において、高等学校等と大学や国際交流協会等の関係団体や地域の企業等とが連携し、
キャリア教育やキャリア支
外国人生徒等の社会的・経済的自立のための教育を実施し、事例を創出する。
協力校等での
援の事例を創出
また、研究協力校等(高等学校等または教育委員会)において、大学等や国際交流協会等の関係団体等と連携し、
実践
早い時期からの進路ガイダンスやロールモデルの提示、生活相談・進路相談等の包括的な支援を実施する事例を創出。
事業実施期間
令和6年度
アウトプット(活動目標)
外国人生徒のキャリア支援やキャリア教育の事例の周知
外国人生徒のキャリア支援等に関する知識を有した教員等
の増加
件数・単価
1箇所×約2,000万円
交付先
短期アウトカム(成果目標)
大学等
長期アウトカム(成果目標)
キャリア支援やキャリア教育を実施する高等学校等や
自治体の増加
全国の高等学校等や自治体において、外国人生徒の
キャリア支援を実施
キャリア支援やキャリア教育を受ける児童生徒の増加
全ての外国人生徒がキャリア支援等を受けることができる
(担当:総合教育政策局国際教育課)
133