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令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (111 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm
出典情報 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》
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国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)
令和6年度補正予算額(案)
各研究施設・設備の整備・改修

42億円

現状・課題
量子科学技術研究開発機構(QST)の各研究施設において行われている重粒子線治療技術や量子マテリアル技術等の世界最先端の研究開発は、国際的に
競争が激化するとともに、社会的なニーズが増加している。そのため、量子技術の国際的な優位性や社会実装を推進するために施設の整備が必要である。
また、旧耐震基準で設計された建築物について、利用者の事故や重要研究が滞るリスクを防ぐための耐震改修を行う。

事業内容
 重粒子線照射設備の老朽化対策

4億円
重粒子線照射設備の更新により、施設の安定し
た運用による研究開発の着実な実施を図るととも
に、火災等の災害を未然に防ぐ。

 受配電及び高電圧機器の更新

4億円
4億円
日欧の国際約束であるJT-60SAによるプラズマ加熱実 大地震の際に施設が倒壊し、利用者の事故や重要
験を工程どおり着実に実施するため、老朽化により供給 研究が停滞するリスクを低減するため、耐震改修を
が不安定な多くの電源関連機器を更新する。
進め施設の安全性向上の推進を図る。

重粒子線照射設備外観

電源関連機器

【スキーム図】
補助



国立研究開発法人
量子科学技術
研究開発機構

 那珂研究所耐震改修

契約

アウトプット(活動目標)
 重粒子線照射設備の老朽化対策
の完了
 那珂研究所耐震改修の完了
など

企業

JT-60実験準備棟

その他事業
 加熱・電源設備の点検・整備
3億円
 静電加速器設備の高経年化対策
4億円
 重イオンビーム輸送設備の更新
5億円
 関西研管理棟他建屋防水塗装等の改修 2億円

短期アウトカム(成果目標)
 老朽化対策・耐震改修の完了による施設の安
定した運用により、研究開発を着実に実施
 整備した設備を活用し、社会実装に向けて、
高機能量子マテリアルの研究開発を実施
など

JT-60一次冷却棟

 重粒子線治療室設備等の更新
7億円
 千葉地区動物実験施設の更新
5億円
 那珂研究所老朽化施設等の更新 2億円
 ガンマ線照射施設の更新
2億円

長期アウトカム(成果目標)
 重粒子線治療の普及展開の加速
 量子技術の社会実装の実現による
経済成長・社会課題解決等に貢献
 経済安全保障の強化
など
(担当:研究振興局基礎・基盤研究課量子研究推進室)

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