令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (116 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm |
出典情報 | 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》 |
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令和6年度補正予算額(案)
1億円
現状・課題
・令和5年度の不登校児童生徒は小・中学校が約34.6万人、高等学校は約6.9万人。
小中学校における不登校児童生徒のうち、学校内外で専門的な相談・指導等を受けていない児童生徒は約13万人。
・令和5年度のいじめの重大事態の件数は1,306件。
→ 全ての子供たちが学びに繋がれるようにするためには、①誰もが安心して学べる魅力ある学校づくりを進めるとともに、②不登校児童生徒の学校内外の
学びの場の確保・質の向上を進め、更に、③国際的な状況・対策等も踏まえた成果の普及によって、不登校・いじめ対策を推進する必要がある。
事業内容
①魅力ある学校づくりに向けた学校の風土の把握に関する調査研究
学校の風土の「見える化」を通して、学校を「みんなが安心して学べる場所」にし、学校における不登校・いじめ等を未然に防止するため、現在、児童生
徒の授業への満足度や教職員への信頼感、学校生活への安心感などの「学校風土」の分析的把握を行っている学校等における取組実例やその効果を
把握・分析する等の調査研究を実施。
②多様な学びの場における質の向上に向けた調査研究
「誰一人取り残されない不登校対策『COCOLOプラン』」を踏まえ、学校やその設置者等が実施する校内外の教育支援センターにおける効果的
な取組実例、学校外における不登校児童生徒に対する成績評価の取組実例などを把握・分析する等の調査研究を実施することで、次の取組等を進め
ていく。
・学校風土の把握・改善等を通じた、誰もが安心して学べる学校づくりの推進
・学校外の学びの場の在り方に係る整理、質の向上
・不登校支援や魅力ある学校づくりに資する教師等が活用できる小冊子の作成
など
③ 不登校国際フォーラム(仮称)の開催
国際フォーラムを開催し、不登校に関する各国の現状や対策、課題意識を共有の上、今後の方向性等について議論を行うとともに、成果を普及する。
実施主体(委託先)
民間事業者等
対象経費
人件費、諸謝金、旅費、印刷製本費、
借料及び損料、委託費 等
(担当:初等中等教育局 児童生徒課)
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