令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (25 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm |
出典情報 | 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》 |
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令和6年度補正予算額(案)
1億円
現状・課題
アイヌ施策の推進は、アイヌの人々の民族としての誇りが尊重されるよう、アイヌの人々の誇りの源泉であるアイヌの伝統等並びに我が国を含む国際社会にお
いて重要な課題である多様な民族の共生及び多様な文化の発展についての国民の理解を深めることを旨として、行われなければならない。(アイヌの人々の誇
りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律(平成31年法律第16号))
存続の危機にあるアイヌ語の復興に向けた取組、アイヌ文化の振興等の充実及びアイヌの伝統等に関する知識の普及啓発に関する取組に今後とも一層努
める。(アイヌ施策の総合的かつ効果的な推進を図るための基本的な方針(令和元年9月6日閣議決定))
事業内容
アイヌ文化の対外発信
大阪・関西万博において、アイヌ文化の発信及びウポポイのPRを行う展示ブースの設置や、国内外から訪れる
来場者に対して国立アイヌ民族博物館の情報発信を行う。
○万博会場「ギャラリーEast」において展示ブースを設置
○「民族共生象徴空間(ウポポイ)」内における、公園や博物館の活動について紹介
○アットゥシ(樹皮の反物)など、より近い距離で質感などを体験できるアイヌ工芸品の展示を実施
○現代において活躍する各地の工芸作家を作品と合わせて紹介するとともに、展示ブースにおいて
工芸品の販売を実施
○1873年に開催されたウィーン万博において出展されたアイヌ資料
(ドイツ・ベルリン国立民族学博物館所蔵)について、約150年の
時を経て再び多くの方に御覧いただく展覧会を実施
ウィーン万博に合わせて蒐集されたアイヌ資料(東京国立博物館
所蔵)とともに一堂に会する
○諸外国の先住民族博物館や研究機関との国際連携を図るため、
フィンランドにあるSIIDA(サーミ博物館)、オーストラリアにある
AIATSIS(オーストラリア先住民研究所)等と連携した国際シンポ
ジウムを実施し、アイヌ文化を情報発信
アットゥシ(樹皮の反物)
アイヌ古式舞踊
国立アイヌ民族博物館
(担当:文化庁企画調整課)25