海外留学支援制度を利用する日本人学生の留学継続緊急対策

令和６年度補正予算額（案）

４億円

現状・課題
海外での著しい物価高騰等が進行しており、海外留学支援制度を活用している留学中の学生が、奨学金の不足により学修・研究活動及び生活に支障を来たし
始めているなど、海外留学支援制度の応募に際して学生が見込んでいた資金計画に大幅な影響が生じている。
日本人留学生が授業料等の支払を行えず、留学を留学前や留学中に断念せざるを得ないこととなれば、将来のグローバル人材に対する「人への投資」の機会を損
なうことから、日本人学生の留学継続のための経費を特例的に措置する。

事業内容
スキーム・対象者等

事業実施期間

令和６年度（予定）

「海外留学支援制度」を利用し海外の大学に留学中、あるいは留学予定である日本人留学生に対して、協定派遣型や学位取得型という制度ごとに、留学
先の国・地域における物価高騰等の影響を鑑み、（独）日本学生支援機構を通じて、留学継続に不可欠な経費の一部を支出する。
成果イメージ
意欲と能力のある若者が、物価高騰等の影響により留学を諦めてしまうことなく修学を続けることによって、グローバル人材としてイノベーションの創出等の日本経
済の成長に寄与することが期待できる。
施策スキーム

文部科学省

事業対象内訳

申請

交付

（独）日本学生
支援機構

協定派遣型(6,730人）
学部学位取得型（210人）
大学院学位取得型(278人)

通知・支給
日本人学生

： 326百万円
： 14百万円
： 25百万円
（担当：高等教育局参事官（国際担当）付）131