令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (104 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm |
出典情報 | 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》 |
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19億円
現状・課題
• SPring-8は共用開始から25年以上、J-PARCは運転開始から15年以上が経過しており、施設・装置の老朽化によって安定した運転
が困難になっている。
• 重大な故障による施設の長期停止のリスクが高まっているほか、経年劣化による機能低下も見られ、施設の安定性や安全性、省エネ性
能も低下している。それに伴い、ユーザーからの施設利用時の不具合の指摘も出ている。
• 経年劣化対策を着実に行うことで、年々増大する老朽化対策費の削減につなげるとともに、設備の更新により施設全体の省エネ化のほ
か、運転停止リスク等を回避する必要がある。
事業内容
<SPring-8/SACLA>
交付先
(国研)理化学研究所
経年劣化した施設の省エネ・老朽化対策
3億円
SPring-8/SACLAの安定した運転のため、老朽化が進行し、故障すると
長期運転停止のリスクが大きい施設・設備を、高耐久、高効率な設備に
更新する。
配管の劣化
水処理施設の老朽化
<J-PARC>
交付先
(国研)日本原子力研究開発機構
安全確保に必要な高経年化対策
16億円
法律で設置が定められた安全管理に係るハードウェア及びソフトウェア
が、製造中止などに伴い調達困難になった部材を使用しているため、
これらを更新する。
陽子ビームの加速に
重要な電源装置
事業効果
• 誤作動をなくし、システムの安全性・信頼性を高めるとともに、重大事故を未然に防ぎ、環境問題対策を実施することにより、国民の安心・
安全を確保。また、重大な故障や自然災害による二次災害による機能停止を未然に防ぎ、施設運転が長期停止するリスクを低減する。
• 機器の性能維持により国際競争力・研究力の低下を防ぎ、世界最先端の大型研究施設の安定・安全な運転基盤を確保、研究環境を
維持することで、イノベーションの創出に貢献する。
(担当:科学技術・学術政策局研究環境課)
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