令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (103 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm |
出典情報 | 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》 |
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令和6年度補正予算額(案) 32億円
現状・課題
我が国では、地震・津波・火山噴火等の各種災害のリスクが高まっており、
その災害への備えは、喫緊の課題。
こうした状況を踏まえ、地震津波火山観測網を更新・機能強化し、 観
測データを安定的に取得することで、科学技術の活用により防災・減災、
国土強靱化に貢献することが必要。
関連する主な政策文書の記載
・「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」(R2.12.11 閣議決定)
120.地震津波火山観測網に関する対策
・経済財政運営と改革の基本方針2024(R6.6.21 閣議決定)
「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」に基づく取組を着実に推進し、
近年の資材価格の高騰の影響等を考慮しながら、災害に屈しない国土づくりを進める。
事業内容
地震・火山観測網の更新 24億円
ボアホール型観測点の復旧・整備 7億円
南海トラフ海底地震津波観測網(N-net)
拡張部の整備(設計) 0.9億円
緊急地震速報等の情報発信や地震・火山の
火山の調査研究に必要な観測データ収集のための
調査に必要なデータ収集を安定的に行うため、
陸域の観測点のうち、故障した観測点を復旧する。 南海トラフ地震の想定震源域において、地殻
地震・火山観測網の旧型機器*の更新等、
また、観測点数や観測機器の観測性能が不十分
活動の監視等の高度化のため、観測装置を
観測施設の老朽化対策を早急に行う。
な火山について、観測点を早急に整備する。
追加設置する際に不可欠な拡張分岐ノード等
*停電発生後のデータ収録・送信時間が
の設計を行う。DONETの老朽化対策にも貢献。
V-net(ボアホール型観測点)
数時間~1日程度しかない。
Hi-net
K-NET
F-net
V-net
孔底観測装置 →
インパクト(国民・社会への影響)、目指すべき姿
• 地震津波火山観測網等の機能強化により、早期かつ精度の高い地震・津波・火山活動等の観測データを安定的に取得することが可能となり、地震・津波・火山研究の
進展や気象庁が発表する緊急地震速報等に貢献。
(担当:研究開発局地震火山防災研究課)
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