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令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (105 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm
出典情報 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》
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「富岳」の運用継続に向けた対策

令和6年度補正予算額(案)

19億円

事業目的・概要
「富岳」を安定的かつ継続的に運用するためには、「富岳」本体や冷却施設を稼働させ続けることが必須。現在冷却設備用制御コントローラ等
に顕著な老朽化が生じるなど、早急な対応が必要となっており、速やかに「富岳」の運用継続に向けた対策を実施する。
事業内容
「富岳」は令和6年度、一般的製品寿命(5年)に達することから、本体及び周辺機器の長寿命
化対策を行い、運用継続に早急に備える必要がある。一部部品では、予期できなかった製品製造
販売期間の終了など、早期に設備・部品の確保が必要であり、早期措置を通じ「富岳」の安定的な
運用を継続。さらに、現行の冷却施設は、「京」の頃からメンテナンスをしつつ運用を行ってきたが、現
在冷却設備用制御コントローラ等に顕著な老朽化が生じている。これらの老朽化に速やかに対処す
るとともに、ターボ式冷凍機やコジェネレーションシステムの分解(解放)整備を着実に実施すること
で、「富岳」の運転停止リスク等を回避し、安定的かつ着実な研究活動の推進に寄与する。

主な交換部品:光ケーブル

冷却用制御コントローラ

【対象となる施設、設備】

● 「富岳」本体の寿命部品の交換
● 「富岳」周辺機器の更新
● 冷却用制御コントローラの更新等

事業スキーム



補助

国立研究開発法人
理化学研究所

アウトプット(活動目標)
・「富岳」本体の寿命部品の交換
・「富岳」周辺機器の更新
・冷却用制御コントローラの更新等

主な周辺機器:NWスイッチ

ターボ式冷凍機

短期アウトカム(成果目標)

長期アウトカム(成果目標)

さらなる劣化現象が発生するリスクを低減

「富岳」の運転停止を回避し、安心・安全な研究
環境を確保することで、全国の研究者の活動を
安定的かつ着実に推進し、我が国のイノベーショ
ン創出に貢献

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(担当:研究振興局参事官(情報担当)付)