社会人の学びの情報アクセス改善に向けた
ポータルサイト「マナパス」の改良・充実
事業を実施する背景
 大学等が提供するプログラムや学修成果に関する情報が不足していることが学
び直しにおける大きな課題となっている。
 産業界からも、大学等におけるリカレント教育プログラムのデータベースの整備や
企業側のニーズとのマッチングが求められている。

「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023改訂版」（令和５年6月16日閣議決定）

Ⅲ 人への投資・構造的賃上げと「三位一体の労働市場改革の指針」
（４）リ・スキリングによる能力向上支援
業種・企業を問わず個人が習得したスキルの履歴の可視化を可能とする一助として、デジタル上での資格情報
の認証・表示の仕組み（オープンバッジ）の活用の推奨を図る。

令和6年度補正予算額（案）

0.8億円

サイト連携イメージ

掲載・更新
大学等の講座情報掲載サイト
（大学HP、リカレントプログラム用のHP等）

マナパスへ自動反映

「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024改訂版」（令和6年6月21日閣議決定）

Ⅲ．三位一体の労働市場改革の早期実行
（２）労働移動の円滑化
個人のデジタルスキル情報の蓄積・可視化を通じてデジタル技術についての継続的な学びを実現するとともに、
スキル情報を広く労働市場で活用するための仕組みを検討する。

実施内容

【実施主体：民間企業等 1箇所×0.8億円】

社会人の大学等における学びを応援するサイト「マナパス」の機能拡充・利用者増加を図る。
※令和２年度から機能改善を図りながら継続的に運用

 サイト連携の強化：講座情報を掲載する大学等の外部サイトと連携することで掲
載・更新作業の自動化を図り、検索機能の質向上を目指す。
 動画コンテンツの拡充：講座導入部分や受講成果等を動画コンテンツとして定
期的に発信。
 レコメンド機能の開発：AIチャットボットを組み込み、入力情報を分析して個人の
関心に応じた適切なおすすめ講座をプッシュ型で通知。

・最新情報の提供
・検索機能の質向上
・講座掲載側の作業負担減
※令和６年度中に、UI（ユーザーインターフェース）改善を目的とした
サイトリニューアルを予定。

事業を通じて得られる成果（インパクト）

 学びに関する情報取得を円滑化することで、個人の学び直し及び企業
の人材育成を促進し、時代の変化に対応できる人材の輩出や労働生
産性の向上に寄与。
 講座情報に関する動画コンテンツの発信や個人の関心に応じたレコメン
ド機能を通じて学習意欲を喚起し、自律的キャリア形成の意識向上や、
労働移動の円滑化に寄与。

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（担当：総合教育政策局生涯学習推進課）