令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm |
出典情報 | 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》 |
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令和6年度補正予算(案) 8億円
現状・課題
〇官民地域パートナーシップにより整備され、令和6年度から運用を開始した3GeV高輝度放射光施設
NanoTerasu(ナノテラス)の持つ価値を最大化し、共用促進法に基づき多様なイノベーションの創出に
貢献するためには、広範な分野における産学官の多様な研究者等に利用されることが必要である。
〇NanoTerasuのビームラインの増設を進め、世界最高水準の軟X線向け放射光施設の性能を最大
限生かした魅力的なイノベーション拠点とし、投資促進強化に貢献する。
NanoTerasu外観
事業内容
〇NanoTerasuから生み出される成果を最大化するため、特にユーザーニーズの高い共用ビームラインの整備に着手する。
共用ビームラインの増設
8億円
世界最高水準の軟X線向け放射光施設の恩恵を最大限に享受するため、燃料電池の開発をはじめとした汎用的かつ広範な研究分野に対応可能
な、特にユーザーニーズの高いビームラインの整備に着手する。
事業実施期間
交付先
令和6年度~令和8年度
(国研)量子科学技術研究開発機構
増設するビームラインで想定される成果
(燃料電池・リチウムイオン電池の例)
【これまでの課題】
既存の電池の研究が主で、新しい
物質を多数探索することはできない。
【ビームラインの増設で可能になること】
高速解析により新しい電解質の広範
な探索が可能となり、低消費電力の
電池開発に貢献。
NanoTerasuの現在のビームライン本数
ビームライン
ポート数
共用
フェーズⅠ*
整備
コアリション
3
7
*:量子ビーム利用推進小委員会報告書(令和6年
5月)にて、NanoTerasu整備期をフェーズⅠとし、
フェーズⅡ~Ⅳと段階的に共用ビームラインを増設して
いくことが望ましいとされている。今回の補正で、ユー
ザーニーズの高いフェーズⅡのうち1本の整備に着手。
コアリションビームライン
共用ビームライン
共用ビームライン
(フェーズⅡにて増設検討)
(担当:科学技術・学術政策局研究環境課) 28