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令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (54 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm
出典情報 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》
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国立高等専門学校の基盤的設備の整備

令和6年度補正予算額(案)

27億円

背景・課題
国立高等専門学校は、創造的・実践的な技術者の育成を目的に設立され、多くの優秀な技術者を社会に輩出し、産業界か
ら高い評価を得ている。さらに変化する社会ニーズに対応し、イノベーションを起こすことができる人材の育成に取り組ん
でいる。
このような教育内容の変化の一方で、基盤的設備の老朽化・陳腐化が進行しており、安全性の確保、機能の高度化のため
早急な対応が必要となっている。このため、「ものづくり」を先導する人材育成の場にふさわしい学修環境基盤を整備し、
安全で高度な教育研究活動の体制を支援することで、社会課題を解決し社会の好循環を実現できる人材を育成する。
事業内容
設備例1

基盤的設備の整備

<施策の概要>
実験・実習を中心に実践的技術者教育を行う高専で使用す
る設備については、安全性の確保や、ものづくり現場で使
用される最新設備を整備することが重要。そのため、高専
での教育の基盤となる設備を重点的に整備する。
<整備方針>
①耐用年数を大きく超過し、安全性の観点から早急に
更新・改善が必要な設備の整備を支援する。
②高専の機能の高度化に資する設備の更新整備を支援する。
※各高専で共通的に必要とする設備の調達は、共同調達を実施し
コストの効率化を図る。

マシニングセンタ
コンピュータ数値制御によ
り切削加工や穴あけ等の加
工を連続して行う装置。
設備例2

走査型電子顕微鏡
電子線を試料表面に照射し、
表面構造を高分解能で解析
する装置。

活動目標
国立高等専門学校において、ものづくりの技術や人材育成の知見を生かし、イノベーション創出等に貢献する人材を育成
するための環境整備を推進する。
(担当:高等教育局専門教育課)

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