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令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (12 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm
出典情報 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》
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文化芸術のデジタル基盤強化・活用促進事業

令和6年度補正予算額(案)

1億円

現状・課題
デジタル技術は、人の活動において従来感覚的な把握に頼っていた要素の客
観化や人の内面にある無自覚・無意識的な認識の可視化、情報の集積によ
る新たな知見の発見や価値の創出などに長けており、これを文化芸術活動に
おいて活用することで、これまで文化芸術活動において適正に評価できてこな
かった価値を可視化したり、情報発信することなどが可能となると考えられる。

【文化芸術のデジタル基盤強化・活用促進事業の狙い】

① デジタル技術を活用し文化芸術
活動の価値を可視化・発信する

文化芸術活動の価値を適切に表現・発信することは、従来からの課題である
ことに加え、民間から支援や投資の拡大にもつながるものであることから、早急
に取り組むことが必要かつ効果的といえる。
また、英国ではデジタルツールを活用した価値の可視化・発信に既に取り組ま
れているところ、我が国においてもそのような取組を積極的に進めていかなけれ
ば、国際水準での文化芸術の発展に影響を及ぼす可能性がある。さらに、文
化芸術以外の分野でも、既に当該分野の価値の可視化や発信、向上を図
るため、デジタル技術の活用・検討が進んでいる。このように他国や国内他分
野との比較においても、我が国の文化芸術分野における取組が進まなければ、
文化芸術に関心を持って鑑賞・体験・支援する者が減少し、持続可能性が
損なわれ、文化芸術の振興に甚大な支障が生じることとなる。このため、早急
な対応が必要となっている。
事業内容

② 取り組むべき課題を可視化し
文化芸術活動の価値を更に高める

③ 高い価値を持つ文化芸術活動に対し
社会的・経済的支援が強化される

 デジタル技術を活用した文化芸術活動の価値の可視化等に資する取組(委託) 80百万円
デジタル技術等(NFT等の最新技術を含む)を活用した文化芸術活動の価値の可視化・最大化や課題の可視化・改善、
データ等の集積による付加価値の創出に関する取組等を支援することにより、民間からの支援や投資の拡大につなげる。
件数・単価

アウトプット(活動目標)
令和6年度補正予算(案)
事業取組実施数:2件以上

2件程度×約40百万円

交付先

民間事業者、民間団体

短期~長期アウトカム(成果目標)
令和9年度以降(当初予算による成果と合わせて)
創作、流通、鑑賞等の各機会において、デジタル技術を活用した事例が創出されるとともに、
複数分野への展開が進んでいる
(担当:文化庁文化経済・国際課) 12