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令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (31 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm
出典情報 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》
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医学系研究支援プログラム

令和6年度補正予算額(案)
<参考>政策文書における記載

現状・課題

 経済財政運営と改革の基本方針2024(令和6年6月閣議決定)

 臨床医学・基礎生命科学いずれもTop10%補正論文数の世界シェアは低下
傾向にあり、医学系研究の相対的な国際競争力の低下が危惧されている。
 医学系研究は、健康・医療に直接的に貢献するとともに、創薬力の向上等を
通じ我が国の産業競争力にも直結する重要な研究領域であり、新たな事業を
創設し、医学系研究力の向上を図る。

事業内容

134億円

事業実施期間

大学病院等の研究開発力の向上に向けた環境整備やAMEDの研究開発支援を通じて研究基盤を強化す
ることで創薬力の抜本的強化を図る。
 新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2024(令和6年6月閣議決定)
また、大学病院に所属する医師の研究開発活動について、診療・地域医療への貢献により十分な研究時間が
確保できないという課題があることから、日本医療研究開発機構(AMED)を通じて、医学研究者の研究時間
の確保等に取り組む大学において、医師の研究を補助する職員の採用等、研究環境の効率化を進める。
 創薬力の向上により国民に最新の医薬品を迅速に届けるための構想会議中間とりまとめ(令和6年5月)
…医療 DX やAI 利用による業務効率化に積極的に取り組むとともに、先端的な医療や臨床試験を実施する
大学病院の研究開発力の向上に向けた環境整備を推進することが重要である。

【事業スキーム】

~令和9年度



• 国家戦略上重要な研究課題※に取り組む研究者の研究活動と、大学病院・医学部とし
ての研究環境改善に係る取組(例:研究時間の確保、他分野・他機関との連携強化、
一定の流動性の確保等)とを一体的に、基金を活用して柔軟かつ機動的に支援するこ
とにより、医学系研究の研究力を抜本的に強化する。

補助金
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)(基金)

※今後、関係省庁と調整の上策定(例:創薬エコシステム、がん、難病等)

• 具体的には、大学病院・医学部を置く大学の中から、医学系研究者の研究時間の確保、
基礎生命科学や他分野を含めた多様な人材からなる研究チーム形成、国研や産業界、
海外等との頭脳循環の推進等に取り組む大学を公募・採択する。
• 採択された大学から選抜された研究者に対し研究費を支援するとともに、上記のような機
関としての取組も支援する。

研究費

研究環境改善に係る組織的コミット
機関としての取組も支援

支援を最大限活用して
研究成果を創出

研究環境の改善に係る機関の取組が推進されるとともに、国家戦略上重要な研究領域
における研究活動が加速され、医学系研究において優れた研究成果が創出される。

≪総合型≫

≪特色型≫

基礎と臨床の協働等を通じて、原
理・病態解明から治療法の創出ま
で広がり・波及効果の高い総合的な
研究力の向上を目指す

強みのある分野の臨床研究等に
おいて、ネットワークを活用して多
くのデータや知見を共有し、優れた
成果の創出を目指す

採択件数:4件程度
支援人数:12人程度/件

採択件数:7件程度
支援人数:24人程度/件

(担当:研究振興局ライフサイエンス課)

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