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令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (30 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm
出典情報 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》
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科学研究費助成事業

令和6年度補正予算額(案)

52億円

現状・課題

我が国の研究力が相対的に低下傾向にある中、国際的な研究活動の遅れを早急に取り戻し継続的な成長を実現す
るためには、国際競争力のある研究を加速させることが急務。
【経済財政運営と改革の基本方針2024(令和6年6月21日閣議決定)】
○科研費の制度改革を始めとする研究資金の不断の見直しと充実を図る。

【統合イノベーション戦略2024(本文)(令和6年6月4日閣議決定)】
○科学研究費助成事業(以下、「科研費」という。)において、国際的にも高い波及効果が見込まれる研究等を高く評価して研究費配分額を増額するなど、研究の国際化をより一層加速させる。
○国立大学法人運営費交付金等の基盤的経費や科研費等の競争的研究費を通じた研究力の一層の強化、科研費における挑戦性・国際性を一層高める制度改革の検討や、創発的研究支
援事業における研究環境改善の好事例の横展開・事業の定常化を推進する。

事業内容

若手研究者の応募件数が多い「基盤研究(B・C)」に
おいて「国際性」の評価基準を導入するとともに、 「国際・
若手支援強化枠」を創設することにより、分野にとらわれず
に若手研究者による国際性の高い研究課題を支援する。
「基盤研究(B・C)」の概要
・基盤研究(B):
研究期間 3~5年間、研究費 500~2,000万円以下
・基盤研究(C):
研究期間 3~5年間、研究費 500万円以下

【科研費の研究種目の構成】

【事業スキーム】


特別推進研究
基盤研究(S)
基盤研究(A)

「学術変革研究」
種目群

基盤研究(B)
基盤研究(C)
「若手研究」種目群

学術研究
助成基金
補助金

独立行政法人
日本学術振興会
審査・採択・
研究費の交付

応募

若手研究者

期待される成果

○国際的な活躍が期待される若手研究者の研究機会を拡大し、研究の生産性を向上させる。また、分野にとらわれずに
国際競争力の高い研究を採択することで研究の質を向上させる。
○若手研究者への支援を強化することで、我が国のアカデミアを担う優秀な研究者を育成し、将来にわたってイノベーショ
ンの源泉となる多様な研究を強力に後押しするとともに、我が国の研究力の相対的な低下傾向の改善を図る。

(担当:研究振興局学術研究推進課)30