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令和6年度文部科学省関係補正予算(案)事業別資料集 (124 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00009.htm
出典情報 令和6年度文部科学省関係補正予算(案)(11/29)《文部科学省》
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部活動の地域連携や地域スポーツクラブ・文化クラブ活動移行
令和6年度補正予算額(案) 29億円
に向けた環境の一体的な整備
方向性・目指す姿
 地域の実情に応じた持続可能で多様なスポーツ・文化芸術環境を整備し、多様な体験機会を確保。
 少子化の中でも、将来にわたり我が国の子供たちがスポーツ・文化芸術に継続して親しむことが
できる機会を確保。学校の働き方改革を推進し、学校教育の質も向上。
 自己実現、活力ある社会と絆の強い社会創り。部活動の意義の継承・発展、新しい価値の創出。

 子供や大人、高齢者や障害者の参加・交流を推進する地域スポーツ・文化
芸術活動の中に部活動を取り込む。ウェルビーイングの実現、まちづくりの推進。
 「地域の子供たちは、学校を含めた地域で育てる。」という意識の下、地域
の実情に応じスポーツ・文化芸術活動の最適化を図り、体験格差を解消。

事業内容
休日の部活動の段階的な地域クラブ活動への移行と地域スポーツ・文化芸術環境の一体的な整備に向け、新たに実証事業に取り組む市区町村等を支援するとともに、地域スポーツ・文化
芸術環境の整備に先導的に取り組む都道府県を重点地域として指定し、域内の政策課題への対応を推進する。また、課題の整理・解決策の具体化、地域クラブ活動のモデル構築・プロセ
スの明確化、地域クラブ活動の整備促進等を早急に行う。
(3)課題の整理・解決策の具体化、地域クラブ活動のモデル構築・プロセス明確化、整備促進等

(1)地域クラブ活動への移行に向けた実証 ※取組例

各都道府県・市区町村の地域スポーツ・文化芸術活動の推進体制等の下で、コーディネーターの配置を含む運営
団体・実施主体等の体制整備、指導者の確保、参加費用負担への支援等に関する実証事業について、新たに実
施が可能となった市区町村において実施し、国において事業成果の普及に努めるとともに、全国的な取組を加速する。
体制整備
・ 関係団体・市区町村等との連絡調整
・ コーディネーターの配置、地域学校協働活
動推進員等との連携の在り方
・ 運営団体・実施主体の体制整備や質の
確保

面的・広域的
な取組
・ 地域クラブ活動の拡大
・ 市区町村等を越えた取組

指導者の質の
保障・量の確保

関係団体・分野との連携強化

・ 人材の発掘・マッチング・配置
・ 研修、資格取得促進
・ 平日・休日の一貫指導
・ ICTの有効活用

参加費用負担
支援等

内容の充実
・ 複数種目、シーズン制
・ 体験型キャンプ
・ レクリエーション的活動

・ スポーツ協会、競技団体、文化芸術
団体、大学、企業等
・ スポーツ推進委員、 地域おこし協力隊
・ まちづくり・地域公共交通

・ 困窮世帯の支援
・ 費用負担の在り方

事業
スキーム

・ 効果的な活用や
管理方法

(2)重点地域における政策課題への対応
地域スポーツ・文化芸術環境の整備に先導的に取り組む都道府県を重点地域として指定し、政策課題
に取り組むことで、早急に政策課題の解決策を確立する。
体育・スポーツ・文化芸術系の大学生、パラアスリ
ート等を含むアスリート・アーティスト人材等の活用
学校体育・教育施設の拠点化や社会体育・教育
施設との一体化などによる地域スポーツ・文化芸術
の活動拠点づくり
動画コンテンツ等の活用
多様なニーズに対応した大会の開催
運営の効率化のためのシステム整備


NEW

会議体

決 定

実 施

①重点地域の選定
基準・選定手続き

・実証事業の実施

②重点地域において
取り組むべき政策
課題等
③会議体において、
重点地域を決定
※会議の運営等は民間に委託

市区町村

都道府県

スポーツ庁・文化庁

学校施設の
活用等

※ 平日・休日の一貫指導や市区町村を越えた取組など、地域の実情に応じた最適化・体験格差の解消を図る意欲的な取組を推進。

 多様なスポーツ・文化芸術体験の機会の提供(マルチス 
ポーツ環境等の整備)
主  高校との連携やジュニアからシニアまでの多世代での取組 
な  スクールバスの活用や地域公共交通との連携
政  不登校や障害のある子供たちの地域の学びの場としての

役割

課  トレーナーの活用を含めた安全確保の体制づくり

題  企業版ふるさと納税等を含む民間資金の活用

 持続的・安定的な運営を担うマネジメント人材の育成

 事業成果の普及方策、地域クラブ活動の整備の進展に伴う新たな課題の整理・解決策の具体化
 地域クラブ活動のモデルの構築・プロセスの明確化、持続的・安定的な運営に向けた仕組みづくり
 複数自治体が連携した地域クラブ活動の整備促進方策の展開、全国的な取組の推進 等

決 定

実 施

①実証事業を実施
する市区町村

・実証事業の実施

実 施
・実証事業の実施

重点地域

・重点地域の進捗
管理

先導的

都道府県

市区町村

・成果の普及等

決 定

実 施

・課題の整理・解
決策の具体化

①実証事業を実施
する市区町村

・実証事業の実施



②取り組む政策
課題のテーマ
③地域スポーツ・文
化芸術環境の
整備に先導的に
取り組む市区町
村を選定

実 施
・実証事業の実施
・調整会議の開催

・推進会議、政策課題
に関するWGの開催

・ワークショップの開催
・政策課題に対応する地域
クラブ活動の実施

・市区町村への専門家
の派遣

実 施

・アンケート等の調査・
分析



・事例レポートの作成
・シンポジウム、
成果報告会の開催



インパクト(国民・社会への影響)

休日の部活動の地域移行と地域スポーツ・文化芸術環境の一体的な整備を通じて、子供たちのスポーツ・文化芸術活動の体験格差を解消し、子供たちの豊かな成長を支える
ことで、活力ある社会の形成や地域の発展に貢献。
* 本資料における「スポーツ」には障害者スポーツを、「文化芸術」には、障害者芸術を含む。

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(担当:スポーツ庁地域スポーツ課、文化庁参事官(芸術文化担当)付)