資料 令和6年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (10 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-151.html |
出典情報 | 救急業務のあり方に関する検討会(第3回 2/21)《総務省消防庁》 |
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救急出動件数が増加し、救急出動1件あたりの病院収容所要時間が延伸する
など、依然として救急業務は厳しい状況に置かれている。
こうした中、今後も高齢化の進展、気候変動、感染症の流行等により、救急
需要の増大及び多様化が懸念されるため、救急業務の質の維持等の観点から、
救急隊員の職務環境の整備が重要となっている。
そこで、救急隊員の労務負担軽減の観点から、各消防本部における救急業務
の DX 技術の導入をより一層推進することを目的として、救急業務に関するシ
ステムを提供する事業者に対する公募を経て、消防本部担当者向け技術カタロ
グを作成することとした。
② 救急業務全般に係るフォローアップ
救急業務に関する取組状況については、地域によって差が生じていたことか
ら、全国の都道府県及び消防本部を対象として、訪問による救急業務に関する
フォローアップを開始し、平成 29 年度から3年間、令和2年度から4年間でそ
れぞれ全国 47 都道府県を訪問した。
その上で、
「令和5年度救急業務のあり方に関する検討会」における提言を踏
まえ、引き続き各地域の課題への対応策について継続したサポートが必要であ
り、また、各消防本部における課題や先進事例を共有することにより、諸課題
を解決するための施策につながるヒントが得られ、全国的な救急業務のより一
層のレベルアップを図ることができると思われる。そこで、このことを目的と
して、令和6年度から3巡目として、4年間で全国 47 都道府県のフォローアッ
プを実施することとした。
今年度の個別訪問は、12 府県 39 消防本部での実施となり、それぞれ一定の
成果をあげることができた。次年度以降も、本事業の目的を達成すべく引き続
きフォローアップを実施していく。
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