資料 令和6年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (54 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-151.html |
出典情報 | 救急業務のあり方に関する検討会(第3回 2/21)《総務省消防庁》 |
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♯7119 の認知度と利用率の相関関係(14 実施団体・令和4年度)
令和5年中の救急自動車による搬送人員のうち、傷病程度別及び年齢区分別
に見ると、高齢者(満 65 歳以上)は、軽症者の割合は 38.0%である一方で、
搬送人員(実数ベース)では約 156 万人と最も多くなっている(図表2-7)
。
図表2-7
傷病程度別・年齢区分別救急搬送人員(令和5年)
年齢区分等のターゲットに応じた広報を行っていくことが必要であること
は言うまでもないが、特に、年齢区分別の搬送人員の構成比で最も大きな割合
を占める高齢者による♯7119 への救急医療相談の利用割合が、若年層に比べて
低く、高齢者が急病時に直接 119 番通報している現状が伺えることから、独居
も含めた在宅の高齢者へのアプローチが重要と考えられる。
また、後述(
「4 医療との連携」参照)のとおり、高齢者施設等と協力医療
機関との連携体制の構築が進められている中、それを補完するツールとして♯
7119 の活用が期待されるところ、
高齢者に対応している介護職員等の♯7119 の
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