資料 令和6年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(案) (31 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-151.html |
出典情報 | 救急業務のあり方に関する検討会(第3回 2/21)《総務省消防庁》 |
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マイナ救急システムは、AWS のクラウドサービスとして構築されており、オン
ライン資格確認等システムへアクセスし、傷病者の医療情報を取得するものであ
る。そのため、利用可能 OS はオンライン資格確認等システムと同様に Windows
のみとなっている(Android や iOS は利用対象外)。
一方で、既に Android や iOS、Windows のタブレットを導入して救急 DX に取り
組んでいる消防本部も多い。
そこで、救急隊が現場に持参するタブレット端末を極力1台にすることを目的
に、マイナ救急で使用する端末を用いて、消防本部が利用しているサービスを利
用することができないか検討してきたところである。
この点、医療機関ではオンライン資格確認等システムで他アプリケーションを
使用する際は利用者の責任にて使用していることに鑑み、マイナ救急においても、
医療機関側の責任分界と同様に、マイナ救急で使用する端末を用いて、他アプリ
ケーションの使用することは利用者(消防本部)の責任・判断にて行うことを妨
げないものと整理した。
令和7年度は実証事業においては、マイナ救急で使用する端末を用いて、各消
防本部における他のウェブサービス及びアプリケーション等の利用を許容する
とともに、利用状況や問題の発生有無等を消防庁で把握することとする。
② 他システムとのデータ連携について
消防 OA システム及び救急支援システムを検討対象として、オンライン資格確
認等システムにて出力可能な項目を整理し(図表1-16)、出力可能な項目を連
携した際の業務的な効果を引き続き精査することとする。
図表1-16 オンライン資格確認等システムからの出力可能項目
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