② マイナ救急システム（モックアップ）によるシミュレーション
ア 概要
マイナ救急システム（モックアップ）を活用したマイナ救急活用事案と未
活用事案（通常の救急活動）を比較し、マイナ救急の効果の見える化を行う
ことを目的に、令和６年度実証事業に未参画の消防本部からも協力を得て、
計３本部においてマイナ救急のシミュレーションを行った。

イ 実施本部と実施日時
①川口市消防局（令和６年度実証事業未参画消防本部）
実施日時：令和６年 12 月 17 日（火）13 時 00 分から 17 時 00 分まで
②都城市消防局（令和６年度実証事業参画消防本部）
実施日時：令和６年 12 月 19 日（木）13 時 00 分から 17 時 00 分まで
③前橋市消防局（令和６年度実証事業参画消防本部）
実施日時：令和６年 12 月 25 日（水）13 時 00 分から 17 時 00 分まで
図表１－８ シミュレーションの様子

ウ 想定シナリオ
【１

腹痛】

・通報日時
訓練実施日の 13 時頃

【２

意識障害】

・通報日時
訓練実施日の 14 時頃

【３

情報が不明確で病

院選定に苦慮した事例】
・通報日時

・通報内容

・通報内容

「70 歳代女性、自宅にお

「80 歳代女性、呼びかけ

・通報内容

いて腹痛が出現。様子を

に反応がないとのことで

「50 歳代女性、意識朦朧

みていたが症状が改善し

救急要請」と家族からの

とのことで救急要請」と

ないため救急要請」と家

通報。

一緒にいた友人からの通

族からの通報。

・救急隊現場到着時

報。

・救急隊現場到着時

自宅の布団に仰臥位。呼

・救急隊現場到着時

会話は可能であり、医療

吸はあるが、大きな声や

自宅内の床の上に仰臥

情報全てを自身で説明す

身体のゆさぶりで開眼す

位。呼びかけに開眼する

ることができる。痛みに

るが会話はできない状

が、会話のやり取りがか

間隔があり、歩行も可能。 況。

訓練実施日の 15 時頃

み合わない状態。

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