参考資料1-1_長時間労働医師への健康確保措置に関するマニュアル(改訂版) (100 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35532.html |
出典情報 | 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第18回 10/12)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
長時間労働医師に対する保健指導においては、一般的な健康管理のみなら
ず、睡眠時間や睡眠の質、ストレスコーピングについて保健指導を行うこ
とが重要である(次頁の長時間労働面接振り返りシートを活用する)
医師の就業環境はストレスが大きいため、医師のメンタルヘルス不調は多
く、医師が高リスク者である認識を持ってもらう
医師自身が、健康を維持しつつ診療することが、医療の質・安全を保つこ
とにつながることを認識してもらう
助言や保健指導を受け入れてもらうことが重要であり、面接指導対象医師
への接遇も重要である
<助言や保健指導を行い、適切な意見書を作成するための面接指導の工夫>
① 良好な関係づくりのため、面接指導実施医師から先に自己紹介を行い、面接
指導対象医師の診療業務への共感、ねぎらいから始める
② 心身の状況を確認し、一般的な健康管理ならびに睡眠や休息等に関する助言
や保健指導を行う
③ 心身の状況への対処が必要と考えられる場合は、専門医への受診勧奨、産業
医との連携、心身の状況の自己管理の継続等について意見書に記載をする
④ 勤務の状況への対処が必要と思われる場合は、管理者・産業医や所属部門長
との連携について意見書に記載する
⑤ その場で解決が困難と考えられる事項がある場合は、面接指導実施医師のみ
で解決しようとせず、産業医等と連携する
95