参考資料1-1_長時間労働医師への健康確保措置に関するマニュアル(改訂版) (134 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35532.html |
出典情報 | 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第18回 10/12)《厚生労働省》 |
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業
務
の
量
・
質
と
業
務
の
効
率
労
務
管
理
勤
務
時
間
制
医師個人ができること
診療チームができること
・専門性を高める
・経験を積む
・優先度をつける
・組織的スキルを学ぶ
・同僚等に適宜任せる
・NO といえる
・タスク・シフトできる
業務を見つける
・カイゼン活動に参加す
る
・やるべき業務を明確化す
る
・業務量を評価する
・チームでカイゼン活動に
取り組む
・医師業務を絞り込む
・チーム構成見直し、業務
分担をチームで相談する
・サポートスタッフ(メデ
ィカルクラーク等)を確
保する
・ICT・電子カルテの改善を
提案する
・クリニカルパスを作成・
見直しする
・就業規則を確認する
・自分の残業時間の上限
を知る
・自分の労働時間を記録
する
・研鑽時間と業務時間を
区別する
・長時間労働のリスク
(患者安全、うつ、人間
関係の破綻、アルコー
ル・薬物使用)を認識
する
・労務管理に関する基本
的知識を持つ
<ルールに沿った働き方
をする>
・非番の日は同僚に任せ
る
・週1日は完全に休む
・仕事が終わったら速や
かに帰る
・メンバーのスケジュール
を把握する
・過重労働の医師を特定す
る
・医師個人のキャリアづく
りと労働時間上限のバラ
ンスを考慮する
<自主的ルールづくり>
・仕事のオンとオフを明確
化する
・定期的な休日が取れるよ
うな業務配分にする
・当直明けは昼までに帰る
・20 時には病院を出る
・業務や研鑽終了後も残る
慣習をやめる
組織が取り組むこと
・平日の外来業務、夜間休日の
外来業務を見直す
・オンコール体制、診療科編成
を見直す
・主治医制を見直す
・総合診療科を活用する
・勤務時間内の病状説明の取組
を推進する
・人員確保、診療体制を見直す
・ICT 機器、電子カルテ等を活
用・改良する
・クリニカルパスを活用する
・クレーム・暴言・暴力へ組織
で対応する
・病院内の組織を超え病院外と
様々な連携を推進する(他の
医療機関、行政、医師会等)
・構成員全ての労働時間を把握
する
・研鑽と業務の区別をリストで
明確化する
・管理者と勤務医を交えた、働
き方を協議する場を設定する
・36 協定を締結し、安全衛生
委員会を組織する
・給与の透明性の確保と周知
・外勤・アルバイト等の労働時
間の管理方法の方針を決める
<就業規則見直し(必須)>
・勤務間インターバルをおく
・連続勤務時間を制限する
・代償休日を付与する
・宿日直許可基準に対応する
<就業規則見直し(追加)>
・交代勤務制を導入する ※
・育児・介護中の休暇を取り決
める
・兼業先の就業状況を把握する
<追加的健康(疲労)管理>
・安全な交通手段を提供する
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