参考資料1-1_長時間労働医師への健康確保措置に関するマニュアル(改訂版) (58 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35532.html |
出典情報 | 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第18回 10/12)《厚生労働省》 |
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疲弊し、仕事への熱意が低下している
活動水準が低く、仕事への態度・認知が否定的である
バーンアウトと関連する事項は 92 頁に詳述する
図 2-10 ワーク・エンゲイジメントとバーンアウトの概念的位置づけ
② 仕事の要求度-資源モデル
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図 2-11 は、ワーク・エンゲイジメントとバーンアウトを鍵概念とする「仕事の
要求度-資源モデル」(Bakker et al., 2007; Schaufeli et al., 2004)を示
したもので、「動機づけプロセス」と「健康障害プロセス」の2つのプロセスか
ら構成されている
「動機づけプロセス」は仕事の資源→ワーク・エンゲイジメント→健康・組織
アウトカムからなる
「健康障害プロセス」は仕事の要求度(仕事のストレス要因)→バーンアウト
(ストレス反応)→健康・組織アウトカムからなる
持続可能な働き方を実現するには「健康障害プロセス」に注目し、仕事の要求
度によって生じたバーンアウト(ストレス反応)を低減させ、健康障害を防ぐ
ことに加え、「動機づけプロセス」にも注目し、仕事の資源の充実を通じてワー
ク・エンゲイジメントを高め、個人と組織の活性化につなげることが重要と考
えられる
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