休息については 1-(4)-2)参照
 実際の働き方の様子（働き方の見通し、懸念、希望等）を確認することが
望ましい
② 睡眠負債の状況の確認
 睡眠時間や日中の眠気等から睡眠負債の程度を確認（０（低）～３（高）
で評価）（参考資料①）
 睡眠負債の状況を評価する質問紙の項目等を参考に睡眠負債の状況を確認
 必要に応じて、アクチグラフ、精神運動覚醒検査（PVT）（P43.「PVT 及び
アクチグラフの応用」）、睡眠時無呼吸症候群のパルスオキシメータによる
スクリーニング等の客観的指標を活用する
 なお、米国睡眠医学会と睡眠研究学会の共同コンセンサス・ステートメン
トでは 7～9 時間の睡眠が推奨されている
参考資料① 睡眠負債の状況を評価する質問紙
最近２週間の状況について
回答して下さい。

０点

１点

２点

３点

７時間
以上

６-７時間
未満

５-６時間
未満

５時間
未満

よくある

時々ある

なし

なし

時々ある

よくある

なし

時々ある

よくある

夕方のカンファレンスあるい
は車を運転中に眠気を感じ
ていないのに一瞬居眠りを
することがある

なし

時々ある

よくある

慢性的な疲労感がある

なし

少しある

大いにある

平均睡眠時間
朝起床時に熟睡感（よく眠っ
たという感覚）がある
午後に眠気もしくは疲労感を
感じる
いつでもどこでも寝ようと思
えば入眠可能（新幹線等の中
で入眠可能な状態）

総合点

点

上記の総合点

０～２点

３～４点

５～８点

９～18 点

睡眠負債の状況

０

１

２

３

少しある

時々ある

よくある

最近１年間について回答して下さい。
家族・同僚から、大きな
いびき、または、睡眠中
の呼吸停止を指摘された

なし

※「よくある」の場合は、睡眠時無呼吸症候群のスクリーニング検査を勧める

85