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参考資料1-1_長時間労働医師への健康確保措置に関するマニュアル(改訂版) (130 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35532.html
出典情報 医師の働き方改革の推進に関する検討会(第18回 10/12)《厚生労働省》
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(5)勤務環境改善
1)医師労働時間短縮計画の策定
長時間労働医師が勤務する医療機関で策定が求められる医師労働時間短縮計画の
項目例を下記(表 8-2)に示す。
表 8-2 医師労働時間短縮計画
① 労働時間数

② 労務管理・健康管理







③ 意識改革・啓発

④ 策定プロセス
① タスク・シフト/
シェア








② 医師の業務の見直し

③ その他の勤務環境改善

・年間の時間外・休日労働時間数の平均
・年間の時間外・休日労働時間数の最長
・年間の時間外・休日労働時間数 960~1,860 時間の人数・割合
・年間の時間外・休日労働時間数 1,860 時間超の人数・割合
・労働時間管理方法
・宿日直許可基準に沿った運用
・研鑚の時間管理
・労使の話し合い、36 協定の締結
・衛生委員会、産業医等の活用、面接指導の実施体制
・勤務間インターバル、面接指導等の追加的健康確保措置の
実施
・管理者マネジメント研修
・働き方改革に関する医師の意識改革、若手医師を含む医師
に対する研修
・患者への医師の働き方改革に関する説明
・初診時の予診
・検査手順の説明や入院の説明
・薬の説明や服薬の指導
・静脈採血、静脈注射、静脈ラインの確保
・尿道カテーテルの留置
・診断書等の代行入力
・患者の移動
・外来業務の見直し
・当直の分担の見直し
・オンコール体制の見直し
・診療科編成の見直し
・主治医制の見直し
・総合診療科の活用
・勤務時間内
・診断書等の代行入力
・ICTその他の設備投資
・出産・子育て・介護等、仕事と家庭の両立支援(短時間勤
務、変形労働時間制、宿日直の免除、保育・介護サービス整
備等を含む。)
・更なるチーム医療の推進

(厚生労働省「医師労働時間短縮計画策定ガイドライン(案)」(令和 2 年 8 月)より一部改変)

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