提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (112 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
318101
プレハビリテーション加算
日本外科代謝栄養学会
31麻酔科
13外科
関連する診療科(2つまで)
00なし
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年度)
リストから選択
「実績あり」の
場合、右欄も記 提案当時の医療技術名
載する
追加のエビデンスの有無
無
提案される医療技術の概要
(200字以内)
高齢者における周術期の合併症を減らし、在宅・社会復帰を円滑に進めるためにプレハビリテーションは有効な手段の一つで
ある。ERASプロトコルでは、2018年より各種術式で推奨項目となった。プレハビリテーションとは、手術1ヶ月以上前より、
リハビリ、栄養介入、心理的サポートの3つの項目をチーム医療により支援する内容である。
文字数: 159
対象疾患名
保険収載が必要な理由
(300字以内)
全身麻酔で待機的手術を受ける患者
プレハビリテーションとは、手術1ヶ月以上前より、リハビリ、栄養介入、心理的サポートの3つの項目をチーム医療により支
援する内容であり、主には、病院外の専門施設(メディカルフィットネス)や自宅で行われている。対象者は、サルコペニ
ア・フレイルを有した高齢者。既に、わが国でも導入されている施設もあり、効果に関して論文化されている。しかしなが
ら、全て患者の自費負担で有り、本来実施されるべき患者に実施できない現状である。術後回復を促進し、医療費を削減させ
る効果的な方法としてわが国でも普及させたいために、加算申請したい。
文字数: 256
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等
全身麻酔で待機的手術を受ける患者(食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、膵臓がんで待機的手術を受ける患者で記載)
②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)
4週間のプレハビリテーション(運動、栄養サポート、およびリラクゼーションのためのカウンセリング)を、週に1-2回程度
受診し、またその指導下にセルフトレーニングを行う。
区分
③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)
区分をリストから選択
既存の治療法・検査法等の内容
④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム
⑤ ④の根拠と
なる研究結果等
特になし
番号
医療技術名
全身のプレハビリテーションによって、術後入院期間の短縮、術後疼痛の改善、身体機能が改善した。
研究結果
2a
ガイドライン等での位置づけ
年間対象患者数(人)
⑥普及性
国内年間実施回数(回)
※患者数及び実施回数の推定根拠等
がんリハビリテーションガイドラインは本年改訂作業中であり、収
位置づけをリストから選択
載が期待される。北欧のERAS societyでは収載されている。
食道がん:約6,000例、胃がん:約4万5,000例、大腸がん:約10万例、膵臓がん:約1万例、肝臓がん:約10万例
食道がん:約5,000例、胃がん:約4万例、大腸がん:約8万例、膵臓がん:約8,000例、肝臓がん:約8万例
平成29年度のDPCの統計より年間対象患者を算出し、その8割程度が本加算の対象患者となると予想されるため。
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