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提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (139 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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1)名称

Periacetabular osteotomy vs. total hip arthroplasty in young active patients with dysplastic hip: Systematic review and metaanalysis

2)著者

Kim CH, Kim JW

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Orthop Traumatol Surg Res. 2020 Dec;106(8):1545-1551. doi: 10.1016/j.otsr.2020.08.012. Epub 2020

4)概要

THAと寛骨臼移動術(PAO)の合併症、臨床成績について比較したシステマティックレビューとメタ解析。術後合併症と追加手術の発生率は、THA
群とPAO群の間で有意差なし (OR 0.95; 95% CI, 0.33–2.79; p = 0.93;フォローアップ期間, 4–7.8年)。術後疼痛はTHA群で少ない( SMD−0.57;
95% CI, −0.93–−0.21; p = 0.002; フォローアップ期間, 4–5.5年)一方、日常活動性スコアは追跡期間中のPAO群で有意に高値であった (SMD
0.28; 95% CI, 0.02–0.53; p = 0.03; フォローアップ期間, 5.9–7.3 年)。
術後合併症と追加手術の発生率はTHAグループとPAOグループの間で違いはない。しかし、術後の痛みはTHA群で少なく、活動スコアは追跡期間の
PAO群で高い。

1)名称

Sports activity participation after curved periacetabular osteotomy for acetabular dysplasia

2)著者

Takahashi Y, Takahira N, Uchiyama K, Fukushima K, Moriya M, Shibuya M, Tsuda K, Tozaki K, Kudo S, Kaneda H, Sekita J, Takaso M

3)雑誌名、年、月、号、ページ

BMC Musculoskelet Disord. 2020 Sep 28;21(1):637. doi: 10.1186/s12891-020-03625-3.

4)概要

寛骨臼異形成のCPOを受けた43人の患者に、術前および術後のスポーツ活動に関する質問票による調査を実施。 患者のスポーツ活動、満足度、身
体機能を調査。術前および術後のスポーツ活動への参加率は、それぞれ55.8%および72.1%だった。 患者は主に衝撃の少ないスポーツ活動を
行った。 さらに、術後にスポーツ活動に参加した患者は、術前と比較し股関節屈曲の可動域が狭く、早期に全荷重可能となった。術後におい
て、衝撃の少ないスポーツ活動だけでなく、衝撃の大きいスポーツ活動にも参加した。

1)名称

Cost-Effectiveness Analysis of Periacetabular Osteotomy

2)著者

Sharifi E, Sharifi H, Morshed S, Bozic K, Diab M.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Bone Joint Surg Am. 2008 Jul;90(7):1447-56. doi: 10.2106/JBJS.G.00730

4)概要

人工股関節全置換術と比較した臼蓋周囲骨切り術の費用効果分析。Tönnisグレード1変形性股関節症の場合、骨切り術が有意であり、質調整生存
年あたりの平均増分費用効果は$ 7856、平均増分効果比は0.15。 Tönnisグレード2の変形性股関節症の場合、臼蓋周囲骨切り術は、平均して、人
工股関節全置換術よりも費用効果が高く、質調整生存年あたり824ドルの費用対効果があるが、人工股関節全置換術よりも効果が低くなる。平均
して、–1.4の質調整生存年の増分有効性がある。骨盤周囲骨切り術(寛骨臼移動術)は人工股関節置換術に比較して、Tönnisグレード1およびグ
レード2の変形性股関節症でより費用効果が高い。

1)名称

A Novel Minimally Invasive Spherical Periacetabular Osteotomy: Pelvic Ring Preservation and Patient-Specific Osteotomy by
Preoperative 3-Dimensional Templating

2)著者

Kaneuji A, Hara T, Takahashi E, Fukui K, Ichiseki T, Kawahara N.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J Bone Joint Surg Am. 2021 Sep 15;103(18):1724-1733. doi: 10.2106/JBJS.20.00940.

4)概要

寛骨臼形成不全股に対し、CT画像をソフトウエアにインポートし、弯曲ノミの通過点をマッピングする。骨切り高さとノミの挿入位置を予測し、
手術中に再現する。上前腸骨棘を中心に約7mmの皮切により前方から進入する低侵襲寛骨臼骨切り術(SPO)を施行し、術後2年以上経過した52例55
関節(平均年齢38歳)の術後成績を検討した。その結果、CE角は術前平均6.0°が術後平均26.0°に、臼蓋傾斜角は術前平均30.0°が術後平均3.8°
に改善した。X線像では、手術後3カ月以内にすべて骨癒合を認めた。術後早期に吸収性スクリューに関連する2回目の手術が行われた。最終調査
時に人工股関節全置換術への変換を必要とした患者いなかった。臨床スコアは、2年間の追跡調査で大幅に改善された(p<0.001)。外側大腿皮神経
領域の感覚異常は多くに発生したが、2年間の追跡調査で92%の患者で解消された。

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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