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提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (186 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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「胸腔内視鏡検査(凍結生検法)」
【技術の概要】

【既存の治療法との比較】

胸膜組織を胸腔鏡下に凍結させて採取す
る。

従来の鉗子生検と比較して

胸腔鏡の鉗子口よりクライオプローブを挿
入し、鏡視下で目的の部位まで誘導する。
プローブ先端を冷却し、接触した組織を凍
結させる(写真A) 。胸腔鏡ごとプローブを
抜去、生理食塩水等に浸漬して凍結した検
体を解凍する。

• 組織に圧力を加えないため、挫滅の少ない
検体を採取可能

• サイズの大きい検体を採取可能

• プローブ側面でも凍結させられるため、接線
方向の組織も採取可能。
• 胸膜全層の採取が容易

胸膜全層の採取が可能(写真B)。
A

外科的肺生検と比較して

B

• 患者への侵襲が少ない
• 検査室での施行が可能

【診療報酬上の取り扱い】
【対象疾患】
胸膜病変。特に悪性胸膜中脾腫を疑うもの。

D検査
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