提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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予後等のアウトカム
植込型補助人工心臓データベース(J-MACS)から直近の本治療の生存率は1年93%、2年90%と上昇している。植込型人工心臓治療を受けている
患者の心臓移植到達が増加している。
ガイドライン等での位置づけ
2016年版 心臓移植に関する提言
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す 2021年改訂版 重症心不全に対する植込型補助人工心臓治療ガイドライン
る。)
2021年JCS/JHFSガイドラインフォーカスアップデート版 急性・慢性心不全診療
J-MACS Statistical Report (2022年5月6日掲載)
③再評価の根
拠・有効性
④普及性の変化
※下記のように推定した根拠
公益社団法人日本臓器移植ネットワークから報告されている脳死下心臓移植実施数は2022年79例であった。2023年は1-2月で19例、年間200230例ペースと増加傾向である。コロナ禍の期間を含んだ直近5年の推定平均は100例となることから以下の試算とした。
見直し前の症例数(人)
80-100人
見直し後の症例数(人)
80-100人
見直し前の回数(回)
約100回
見直し後の回数(回)
約100回
年間対象者数の
変化
年間実施回数の
変化等
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
外保連試案の技術度Eに相当する。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 心臓移植実施施設
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 心臓移植経験者を含む5名以上の心臓血管外科医(うち2名以上は心臓血管外科専門医)、心臓移植の経験がある複数名の循環器内科専門医
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 心臓移植実施施設認定基準
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
本邦における同種心移植術は、欧米と比較し実施数は少ないものの臨床成績は良好な結果を示している。確立された手術手技であり、安全性
は担保されている。
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
該当せず
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
K605 62,720点 / K605-2 192,920点 / K605-3 100,040点 / K605-4 286,010点
K605 92,401点 / K605-2 342,263点 / K605-3 150,611点 / K605-4 497,641点
外保連試案のデータを参考値とする。
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
区分をリストから選択
具体的な内容
増(+)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
179,024,000円
その根拠
現在の移植手術を実施した場合、心採取+心移植の差額に年間症例数(最大100人)を乗じたものを算出した。
備考
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
特になし
品、医療機器又は体外診断薬
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
日本外科学会、日本心臓血管外科学会
1)名称
特になし
2)著者
⑭参考文献1
特になし
番号
技術名
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1636