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提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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「ケロイド(肥厚性瘢痕)内注射」について
【技術の概要】

【ケロイドに行われている治療との比較】

・ケロイド(肥厚性瘢痕)に、
トリアムシノロンアセトニド(ステロイド)
を2週間‐数ヶ月の間隔で、5−10mg程度を
局所注射として病変と正常皮膚の境界部か
らケロイドの最深部や炎症の強い辺縁部を
中心に注入する。

1)ステロイド薬
・局注:最も効果が期待できる。疼痛が強い。
・貼付剤:改善するが、時間がかかる。
・外用:外用剤単独使用は推奨されない。
2)ヘパリン類似物質軟膏
ステロイド薬が使用できない場合に使用。
適度な保湿は成熟化に重要。
肥厚性瘢痕は改善する。
3)トラニラスト内服
掻痒・疼痛の改善はあるが、縮小しない。
4)手術
再発率が高く、術後放射線療法を要す。
5)放射線療法
術後の再発予防に照射する。

・硬い病変に注入するため
疼痛が強い。
・局所麻酔薬で希釈や
ケロイド
周囲へ局麻・麻酔テープ
・麻酔クリームを
併用する場合がある。
・細い針とロック付きシリンジを用いる。

【対象疾患】
・ケロイド

・肥厚性瘢痕

【診療報酬上の取扱】

胸部ケロイドに局注3年前・後

現状:G000 皮内、皮下および
筋肉内注射(1回につき) 22点

外保連処置試案:連番01030 2,497円
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