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提案書09（1601頁～1801頁）医療技術評価・再評価提案書 (87 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会（令和5年度第1回 11／20）《厚生労働省》 |
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⑫その他
なし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
なし
１）名称
※新規エビデンス
２）著者
Jaehoon Kim, et al.
Harmonic scalpels compared with electrocautery in reconstructive flap harvesting: A meta-analysis
３）雑誌名、年、月、号、ページ
Microsurgery. 2022 Jan;42(1):89-96.
４）概要
皮弁手術8 件の研究メタアナリシス：電気メスとハーモニック209 件の電気メスと 296 件の高調波メスのケースのレビュー
ハーモニックスカルペルは、電気焼灼より統計学的に有意に好ましい皮弁採取時間と排液量をもたらした。ハーモニックスカルペルは、皮弁採取
時間を 26.29 分短縮し (95% CI = -39.38 ～ -13.2; p < .00001)、ドレーン量を 58.76 ml (95% CI = -105.27 ～ -12.25; p = . 01) 平均減
少できた。
１）名称
Fibula Free Flap Elevation without Tourniquet: Are Harmonic Scalpel Shears Useful?
２）著者
Marta Starnoni, et al.
３）雑誌名、年、月、号、ページ
Plast Reconstr Surg Glob Open. 2019 Sep; 7(9): e2409.
４）概要
腓骨遊離皮弁挙上において止血帯を用いない手術においてハーモニックと電気メスを用いた18例の比較試験。皮弁挙上時間：ハーモニック57分対
電メス83分。ドレーン抜去期間：術後2日対4日。
正確な止血により、血管等解剖学的構造をより適切に視野展開できる。又、電気メス使用時の筋肉収縮を避ける事が出来、血管損傷のリスクを低
減できる。止血帯を使用しない事により、局所的な圧迫による微小血栓症、筋肉浮腫、および神経関連の損傷を誘発するリスクも低減できる。
１）名称
Harmonic Scalpel versus electrocautery and surgical clips in head and neck free-flap harvesting.
２）著者
Dean NR, et al.
３）雑誌名、年、月、号、ページ
Ear Nose Throat J. 2014 Jun;93(6):E36-9.
４）概要
頭頸部の遊離皮弁採取についてハーモニック群(52例)vs.電メスとクリップ群(53例)をレトロスペクティブに比較。
ハーモニック群と電メスとクリップ群で、皮弁採取時間は31.4分 vs. 36.9分（p = 0.06)、術後在院日数の中央値は7日 vs. 8日（p = 0.01)で1
日の短縮が見られた。電気メス群では術後の採取部位に血腫を発症しましたが、Harmonic Sc
alpel グループでは採取部位の合併症は認められま
せんでした。
１）名称
The use of harmonic scalpel for free flap dissection in head and neck reconstructive surgery.
２）著者
Albert
３）雑誌名、年、月、号、ページ
Plast Surg Int. 2012;2012:302921. doi: 10.1155/2012/302921. Epub 2012 May 20.
４）概要
頭頸部再建手術における遊離皮弁（前腕遊離皮弁または腓骨離皮弁）採取に電メスとハーモニックで手術時間とコストを検証。
20例の前向き研究で、、前腕遊離皮弁12例、腓骨離皮弁8例をそれぞれ電メス群とハーモニック群に半分づつとした。
電メス群とハーモニック群で、皮弁剥離術の手術時間は74.9分 vs. 55分(p<.0001)、手術費用は1,021ユーロ vs.
510.8ユーロ(p<.0001)。ハー
モニック スカルペルによって生成される温度は、従来の電気メスで生成される温度よりもはるかに低くなり組織損傷を最小限に抑え、手術時間
を35％短縮し、平均手術コストを削減した。
１）名称
Ultrasonic shears in free-tissue transfer: increased efficiency and cost savings.
２）著者
Koch CA, et al.
３）雑誌名、年、月、号、ページ
Otolaryngol Head Neck Surg. 2011 Feb;144(2):201-5. doi: 10.1177/0194599810391846. Epub 2010 Dec 29.
４）概要
頭頸部欠損部に対する微小血管付き皮弁移植の前向きコホート研究
【腓骨皮弁】従来群（結紮またはクリップ）16例と超音波凝固切開装置群54例で、皮弁挙上時間は62.7分 (46-74) vs. 48.2分 (41-60)
（p<.0001）、費用は $2,239 (1,790-2,543) vs. $1,747 (1,579-2,063) p<.0001
【外側大腿皮弁】従来群（結紮またはクリップ）13例と超音波凝固切開装置群26例で、皮弁挙上時間は59.3分 (48-70) vs. 43.0分 (33-52)
(p<.0001)、費用は$2,149 (1,844-2,435) $1,606 (1,336-1,846) p<.0001
超音波凝固切開装置による微小血管付き皮弁採取は従来法と比べて合併症のリスクを増やすことなく手術時間を短縮し費用を削減する。
⑭参考文献１
⑭参考文献２
⑭参考文献３
S , et al.
⑭参考文献４
⑭参考文献５
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
1687
なし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
なし
１）名称
※新規エビデンス
２）著者
Jaehoon Kim, et al.
Harmonic scalpels compared with electrocautery in reconstructive flap harvesting: A meta-analysis
３）雑誌名、年、月、号、ページ
Microsurgery. 2022 Jan;42(1):89-96.
４）概要
皮弁手術8 件の研究メタアナリシス：電気メスとハーモニック209 件の電気メスと 296 件の高調波メスのケースのレビュー
ハーモニックスカルペルは、電気焼灼より統計学的に有意に好ましい皮弁採取時間と排液量をもたらした。ハーモニックスカルペルは、皮弁採取
時間を 26.29 分短縮し (95% CI = -39.38 ～ -13.2; p < .00001)、ドレーン量を 58.76 ml (95% CI = -105.27 ～ -12.25; p = . 01) 平均減
少できた。
１）名称
Fibula Free Flap Elevation without Tourniquet: Are Harmonic Scalpel Shears Useful?
２）著者
Marta Starnoni, et al.
３）雑誌名、年、月、号、ページ
Plast Reconstr Surg Glob Open. 2019 Sep; 7(9): e2409.
４）概要
腓骨遊離皮弁挙上において止血帯を用いない手術においてハーモニックと電気メスを用いた18例の比較試験。皮弁挙上時間：ハーモニック57分対
電メス83分。ドレーン抜去期間：術後2日対4日。
正確な止血により、血管等解剖学的構造をより適切に視野展開できる。又、電気メス使用時の筋肉収縮を避ける事が出来、血管損傷のリスクを低
減できる。止血帯を使用しない事により、局所的な圧迫による微小血栓症、筋肉浮腫、および神経関連の損傷を誘発するリスクも低減できる。
１）名称
Harmonic Scalpel versus electrocautery and surgical clips in head and neck free-flap harvesting.
２）著者
Dean NR, et al.
３）雑誌名、年、月、号、ページ
Ear Nose Throat J. 2014 Jun;93(6):E36-9.
４）概要
頭頸部の遊離皮弁採取についてハーモニック群(52例)vs.電メスとクリップ群(53例)をレトロスペクティブに比較。
ハーモニック群と電メスとクリップ群で、皮弁採取時間は31.4分 vs. 36.9分（p = 0.06)、術後在院日数の中央値は7日 vs. 8日（p = 0.01)で1
日の短縮が見られた。電気メス群では術後の採取部位に血腫を発症しましたが、Harmonic Sc
alpel グループでは採取部位の合併症は認められま
せんでした。
１）名称
The use of harmonic scalpel for free flap dissection in head and neck reconstructive surgery.
２）著者
Albert
３）雑誌名、年、月、号、ページ
Plast Surg Int. 2012;2012:302921. doi: 10.1155/2012/302921. Epub 2012 May 20.
４）概要
頭頸部再建手術における遊離皮弁（前腕遊離皮弁または腓骨離皮弁）採取に電メスとハーモニックで手術時間とコストを検証。
20例の前向き研究で、、前腕遊離皮弁12例、腓骨離皮弁8例をそれぞれ電メス群とハーモニック群に半分づつとした。
電メス群とハーモニック群で、皮弁剥離術の手術時間は74.9分 vs. 55分(p<.0001)、手術費用は1,021ユーロ vs.
510.8ユーロ(p<.0001)。ハー
モニック スカルペルによって生成される温度は、従来の電気メスで生成される温度よりもはるかに低くなり組織損傷を最小限に抑え、手術時間
を35％短縮し、平均手術コストを削減した。
１）名称
Ultrasonic shears in free-tissue transfer: increased efficiency and cost savings.
２）著者
Koch CA, et al.
３）雑誌名、年、月、号、ページ
Otolaryngol Head Neck Surg. 2011 Feb;144(2):201-5. doi: 10.1177/0194599810391846. Epub 2010 Dec 29.
４）概要
頭頸部欠損部に対する微小血管付き皮弁移植の前向きコホート研究
【腓骨皮弁】従来群（結紮またはクリップ）16例と超音波凝固切開装置群54例で、皮弁挙上時間は62.7分 (46-74) vs. 48.2分 (41-60)
（p<.0001）、費用は $2,239 (1,790-2,543) vs. $1,747 (1,579-2,063) p<.0001
【外側大腿皮弁】従来群（結紮またはクリップ）13例と超音波凝固切開装置群26例で、皮弁挙上時間は59.3分 (48-70) vs. 43.0分 (33-52)
(p<.0001)、費用は$2,149 (1,844-2,435) $1,606 (1,336-1,846) p<.0001
超音波凝固切開装置による微小血管付き皮弁採取は従来法と比べて合併症のリスクを増やすことなく手術時間を短縮し費用を削減する。
⑭参考文献１
⑭参考文献２
⑭参考文献３
S , et al.
⑭参考文献４
⑭参考文献５
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
1687