提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (49 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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「植込型補助人工心臓設置術において、K552 冠動脈バイパス術、K554 弁形
成術、K555 弁置換手術、K557 大動脈弁上狭窄手術、K560 大動脈瘤切除術、
K594 不整脈手術 を同時算定できるようにする」
【既存の治療法との比較】
【技術の概要】
植込型補助人工心臓設置術を要する重症心不全患者のう
ち左記疾患に対する合併手術を以下に示す。
植込型補助人工心臓設置術の際に合併し
ている心大血管疾患に対する同時手術の
50%算定を要望する。
・冠動脈バイパス術 (K552, K552-2)
・弁形成術 (K554)
・弁置換術 (K555)
・大動脈弁上狭窄手術 (K557)
・大動脈瘤切除術 (K560, K560-2)
・不整脈手術 (K594)
【対象疾患】
植込型補助人工心臓設置術を要する重症心不
全患者のうち下記の併存疾患を要する者。
・冠動脈狭窄症
・弁閉鎖不全症 / 狭窄症
・大動脈弁上狭窄症
・大動脈瘤
・不整脈
心移植待機期間中の合併心疾患の増悪や自己心機能を回
復する目的で、現在までも同時手術を実施してきたが、
算定できなかった。
【診療報酬上の取扱】
対象患者は年間約60名*と見込まれる。
*国内で実施されている植込型補助人工心臓患者 150名+
対外式・小児補助循環患者 50名の合計200名のうち、
上記手術を要する患者比率は30%と考えられるため、
およそ60名を対象患者と算定した。
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K手術:以下の手術点数の50%を算定
・K552 (1吻合 80,160点、2吻合以上 89,250点)
・K552-2 (1吻合 71,570点、2吻合以上91,350点)
・K554 (1弁 79,860点、2弁93,170点、3弁106,480点)
・K555 (1弁 85,500点、2弁100,200点、3弁114,510点)
・K557 (71,570点)
・K560 (各分類 52,000 – 249,750点)
・K560-2 (各分類 89,250 – 243,580点)
・K594 (各分類 34,930-147,890点)