提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (189 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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2021年3月11日に開催された第115回先進医療技術審査部会においてマイクロコイル併用法の先進医療Bに関する総括報告書の
評価が行われ、「色素およびマイクロコイルの適応外使用の薬事承認申請に資する」とのコメントを得ている。
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
なし
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Safety and reproducibility of virtual-assisted lung mapping: a multicentre study in Japan.
Sato M, Kuwata T, Yamanashi K, et al.
Eur J Cardiothorac Surg、 2017、51(5)、P.861-868
4)概要
全国17施設で実施された、先進医療前の先行多施設共同研究500症例の結果。悪性または悪性疑いの微小肺病変、500症例 病
変に対して当該技術を用いて1,781箇所の色素マーキング(通称VAL-MAP)を施行し、約99%の切除成功率、高い安全性、設備
人員等が異なる多施設間での高い再現性を示した。
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Effect of virtual-assisted lung mapping in acquisition of surgical margins in sublobar lung resection
Sato M, Kobayashi M, Kojima F, et al.
J Thorac Cardiovasc Surg、2018、156(4)、P.1691-1701
4)概要
2016年~2017年に全国18施設で実施された先進医療B160例の結果。高い安全性が再び示された。また腫瘍径以上の切除マージ
ン確保を切除成功と定義し、全体で88%の切除成功率だった。切離線の肺表面からの深さが最も有意な切除不成功の因子であ
り、肺表面にマーキングを施す本法は、肺表面に比較的近い腫瘍(切離線の深さが3cm未満)で特に高い切除成功が見込める
ことが明らかになった。
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Virtual-assisted lung mapping 2.0: preoperative bronchoscopic three-dimensional lung mapping
Sato M, Nagayama K, Kobayashi M, et al.
Ann Thorac Surg、2019、108(1)、P.269-273
4)概要
1つめの先進医療で明らかとなった、肺表面の色素による気管支鏡マーキングでは切離線が深部に及ぶ場合に切除マージンが
不十分になりやすい点を改良するため、気管支鏡下にマイクロコイルを同時に留置する改良を加えた“VAL-MAP 2.0”の
feasibility studyの結果。深部病変に対してきわめて有効であることが示唆され、2019年2月からの先進医療の先駆けとなっ
た。
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Preoperative lung surface localization for pulmonary wedge resection: a single-center experience
Yanagiya M, Sato M, Ueda K, et al.
J Thorac Dis、 2020、12(5)、P.2129-2136
4)概要
東京大学で実施された気管支鏡下肺マーキング(通称VAL-MAP)症例とVAL-MAP導入前のCTガイド下マーキング症例に関する
後方視的比較研究。
1)名称
Segmentectomy versus lobectomy in small-sized peripheral non-small-cell lung cancer (JCOG0802/WJOG4607L): a
multicentre, open-label, phase 3, randomised, controlled, non-inferiority trial
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Saji H. Okada M. Tsuboi M. et al.
Lancet、2022、399(10335)、p1607-1617.
4)概要
腫瘍径2㎝以下の肺癌に対して区域切除と葉切除の比較試験を行い、全生存で区域切除の優位性が示した。
⑯参考文献1
⑯参考文献2
⑯参考文献3
⑯参考文献4
⑯参考文献5
※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。
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