提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (85 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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提案される医療技術名
申請団体名
超音波凝固切開装置等加算適応拡大
日本形成外科学会
33形成外科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
13外科
関連する診療科(2つまで)
16乳腺外科
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和4年度
超音波凝固切開装置等加算
有
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
K
931
1-A
算定要件の見直し(適応)
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
○
その他」を選んだ場合、右欄に記載
下記の4種類のKコード手術に対して既存項目であるK931 超音波凝固切開装置等加算を拡大する。
K016 動脈(皮)弁術、筋(皮)弁術、 K017 遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付きのもの)1 乳房再建術の場合、2 その他の場合、K020 自家遊離複
合組織移植術(顕微鏡下血管柄付きのもの)
文字数: 144
再評価が必要な理由
超音波凝固切開装置等加算は胸腔鏡下若しくは腹腔鏡下による手術、悪性腫瘍等に係る手術又はバセドウ甲状腺全摘術に加算が認められている
が、皮弁手術においては動脈皮弁を用いた乳房再建術にしか超音波凝固切開装置等加算が認められていないため、再評価を要望する。超音波凝固
切開装置は血管やリンパ管等の切離の際に脈管断端閉鎖力が高く、出血しやすい皮弁作成時に術中出血を抑え、手術時間を短縮することに有用で
ある。また従来の電気メスと比べて対極板が不要なため、皮弁採取時に周辺組織や温存すべき血管に損傷を与えることなく迅速に行うために有用
である。前回・前々回と提案を行ったが、今回皮弁手術8件のメタアナリシス研究(※参考文献1)も発表されドレーン排液料減や手術時間の短縮
化に有用である事が証明された。(新規エビデンスには※)
【評価項目】
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):830,609円
外保連試案2022掲載ページ:54-55
外保連試案ID(連番):S93-0012500
技術度:D 医師(術者含む):3 看護師:2 その他:0 所要時間(分):270
外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):1,995,206円
外保連試案2022掲載ページ:190-191
外保連試案ID(連番):S93-0178520
技術度:D 医師(術者含む):4 看護師:2 その他:0 所要時間(分):600
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):1,456,984円
外保連試案2022掲載ページ:54-55
外保連試案ID(連番):S81-0012700
技術度:D 医師(術者含む):4 看護師:2 その他:0 所要時間(分):420
外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):2,730,024円
外保連試案2022掲載ページ:54-55
外保連試案ID(連番):S81-0013900
技術度:E 医師(術者含む):5 看護師:2 その他:0 所要時間(分):480
------------------------------------------------------------------(ここまで)
K016 動脈(皮)弁術、筋(皮)弁術、 K017 遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付きのもの)1 乳房再建術の場合、2 その他の場合、K020 自家遊離複
合組織移植術(顕微鏡下血管柄付きのもの)に対してK931の超音波凝固切開装置等加算(3,000点)を提案する。超音波凝固切開装置は血管やリ
ンパ管等の切離の際に脈管断端閉鎖力が高く、出血しやすい皮弁作成時に術中出血を抑える事ができ、電気メス使用時の筋肉収縮、血管損傷のリ
スクを低減できる(参考文献2)。手術時間の短縮(参考文献4)だけでなく、ドレーン排液量の減少や留置期間の短縮をもたらし(参考文献1・
2)術後在院日数も1日の短縮が見られた。(参考文献3)
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