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提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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慢性膿皮症手術
【技術の概要】
1. 簡単なもの:病変部の皮膚を切開し、外用療法で二次治癒を図る方法(天蓋切開)。
2. 複雑なもの:病変部を一塊として切除し、生じた欠損に対し植皮術や皮弁術により閉鎖する。
【対象疾患】 慢性膿皮症、化膿性汗腺炎
【既存の治療法との比較】 現行ではK002デブリードマン、K001皮膚切開術、K005あるいはK006皮膚・皮下腫瘍
摘出術として算定されている。既存の手術方法と違いはない。
【診療報酬上の取り扱い】 K013分層植皮術・K013-2全層植皮術・K015皮弁作成術・K016動脈皮弁術および筋
(皮)弁術・K017遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付きのもの) ・K020遊離複合組織移植術(顕微鏡下血管柄付き
のもの)が併施可能として頂きたい。
また、創治癒促進の目的で局所陰圧閉鎖処置J003が術後に施行可能として頂きたい。

両側臀部の病変

皮膚切開術のデザイン

皮膚切開術を終えた状態

上段:簡単なもの(天蓋切開)
下段:複雑なもの(広範囲切除術)

右臀部を中心とした病変

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病変部を広範囲切除し網状植皮術施行