提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (192 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
322201
※事務処理用
提案される医療技術名
経気管支凍結生検法
申請団体名
日本呼吸器内視鏡学会
02呼吸器内科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
14呼吸器外科
関連する診療科(2つまで)
00なし
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和4年度
経気管支凍結生検法
有
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
D
415-5
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
○
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
その他」を選んだ場合、右欄に記載
提案される医療技術の概要(200字以内)
気管支・経気管支の肺組織を凍結させて採取する技術である。
文字数: 28
再評価が必要な理由
本技術に用いられるプローブは、単回使用のものが5万円、複数回使用のものが180万円である。複数回使用可能なプローブは、病変へのアプロー
チの際の屈曲による金属疲労のため50回程度で破損することから、1回につき9万円+滅菌費用がかかる。本技術の技術料は5,500点であり、機器
の減価償却等を考慮すると原価が技術料を上回ることとなり、不合理であるため再評価を提案する。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):155,672円
外保連試案2022掲載ページ:490
外保連試案ID(連番):E13-1H00700
技術度:D 医師(術者含む):3 看護師:1 その他:1 所要時間(分):60
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
・対象とする患者:気管/気管支/肺の結節・腫瘤、びまん性肺疾患。
・医療技術の内容:クライオプローブを用いて組織を凍結させ、プローブに張り付いた組織を採取する。
・点数や算定の留意事項:5,500点、施設基準あり。
D
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
415-5
医療技術名
経気管支凍結生検法
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 診断率:メタアナリシスでは、89.1%(通常の鉗子生検法では65.5%)(文献1)。
合併症:メタアナリシスでは、気胸が0-26%、中等度/重度の出血が0-78%とされている(文献2)。
後等のアウトカム
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
CHEST Guideline and Expert Panel Report(ACCPによる2020年発表のガイドライン):間
質性肺疾患が疑われる患者に対して、経気管支凍結生検法を用いて病理組織学的所見を提
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
供し、集学的な議論による診断を行うことを提案する(弱い推奨)(文献3)。
る。)
日本肺癌学会肺がん診療ガイドライン2022年版:肺癌を疑う中枢気道病変に対してクライ
オ生検を行うことを提案する。(推奨の強さ2)(文献5)
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