提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (176 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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【技術の概要】
胸腔内出血に対して、胸腔鏡を用いて胸腔内(胸膜内)血腫除去術(胸腔鏡下)を施行する。
【対象疾患】
胸部外傷、血気胸、血胸
【保険既収載技術評価に対する増点が必要な理由】
胸腔内出血はショック状態に進展するため早期出血源の同定、制御が重要で、技術度も高いが、呼吸器外科専門による
胸腔鏡下手術は安全性・忍容性が高く、術後経過良好で、長期転帰に優れている。しかしながら、この手術手技に見合
う保険点数の設定が現状とかけ離れている。
【増点の内訳】
現行の点数はK494-2 13,500点であるが、外保連試案2024に掲載予定の試案ID S93-0181210によると、本術式にかかる人件
費ならびに償還できない費用の総額は435,682円と算出されており、1/3未満に過ぎない。開胸で行う同手技K494が
15,300点、胸腔鏡下血腫除去と同様の操作のK496-4 胸腔鏡下膿胸腔掻爬術が32,690点であることから、その差の半分
8,670点を現行の点数に上乗せした22,170点への増点を要望する。
技術の詳細
外傷性血胸 (胸部X線写真)
胸部CT
胸腔鏡下に出血源の同定
1776
胸腔鏡下止血術
日本呼吸器外科学会