提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (156 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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(内視鏡手術用支援機器を用いた)→肺切除術(肺葉切除)(ロボット支援)」について
【技術の概要】
手術用ロボット手術ユニットを用い胸腔鏡下に肺切除術(肺葉切除)を行う。
炎症性肺疾患では胸腔内の癒着を
伴うことが多い。
【対象疾患】
良性腫瘍、炎症性肺疾患:年間対象患者は750人程度と考えられる。
【既存の治療法との比較】
従来の術式より、30日以内死亡率は低下したと報告されている。
胸腔鏡手術と比較し、ドレナージ期間、入院期間の短縮が可能で、術後のQOLは改善される。
合併症としては、血管および肺損傷などがあげられるが、胸腔鏡手術と同等の低発生率で
安全である。
側臥位で手術を行うが、
患側の側胸壁、赤矢印直下の
癒着剥離は難しい
(側胸壁)
胸部X線写真
肺門部に発生し
比較的大きな
右中葉の肺過誤腫
胸部単純CT(肺野条件)
胸部単純CT
肺門部近傍に発生した
菌球型アスペルギルス症
関節を有する
ロボット鉗子
では剥離が
容易となる。
【診療報酬上の取扱】
K手術、81,000点
(胸腔鏡下肺葉切術又は1肺葉を超えるもの、肺悪性腫瘍手術(ロボット支援)と比較し、同程度の難易度の手術と考えられるため。)
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日本呼吸器外科学会