よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料Ⅱ-2-1 令和6年度地⽅財政計画 (120 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20241129/index.html
出典情報 令和7年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

資料Ⅱ-7-15

米の備蓄①

○ ⽶の政府備蓄については、適正備蓄⽔準を100万トン程度とし、毎年20万トン程度を主⾷用⽶として買い入れ、同程度を主⾷用
⽶の需給に影響を与えないよう飼料用等として売却(棚上備蓄)。こうした運用による保管経費や売買差損により毎年度400〜
600億円程度の多額の財政負担が発生。
○ 現在の適正備蓄⽔準は、⼤不作の場合などに備え、平成13年に当時の年間需要量900万トンを前提に設定されたもの。まずは、
現在の需要量(700万トン程度)を前提に設定し直す必要があるのではないか。
政府備蓄米にかかる財政負担の全体

主⾷⽤米の年間の需要量と適正備蓄⽔準

買入(A)︓
19.2万トン × 21.4万円/トン = ▲410億円
売渡(B)︓
飼料用⽶ 12.0万トン × 4.9万円/トン = +59億円
援助用⽶ 3.4万トン × 4.3万円/トン = +15億円
管理費(保管経費等)(C)︓

▲142億円

令和5年度決算
A+B+C
=▲478億円

適正備蓄⽔準100万トンの考え⽅︓
・ 10年に一度の不作(作況92)や通常程度の不作(作況94)が2年
連続した事態にも国産⽶をもって対処し得る⽔準
・ 年間需要量900万トンを前提

(万トン)

1000

適正備蓄⽔準

200

需要量

912

180

900
160

【政府備蓄⽶にかかる収支の状況】
(億円)

H26年度 H27年度 H28年度 H29年度 H30年度 R元年度 R2年度

R3年度

R4年度

R5年度

800

140

0
700

▲ 100

705 120
100(需要量の11%程度)
100

▲ 200

600

現在の需要量の11%程度
=80万トン程度

▲ 300

60

500

▲ 400

40

▲ 400
▲ 450

▲ 500
▲ 600

▲ 547

▲ 520
▲ 594

▲ 700

80

▲ 446

400

▲ 500 ▲ 491 ▲ 482

▲ 478

20

300

0
H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 R1 R2 R3 R4 R5 R6